慶應義塾大学SFC研究所 健康情報コンソーシアムが 『若者世代が考える新型コロナ予防啓発キャンペーン』として、渋谷・原宿駅にポスターを掲示。
今回のポスターは、医師指導・監修のもと、10代〜20代の若者らの意見を積極的に取り入れ、制作いたしました。感染症予防の基礎知識となる「目・鼻・口を触らない!」ことを「#1時間に平均23回」「Don’t Touch 」をキーワードにして表現。さらに、顔に付着するウイルスをメイクで可視化することで、感染予防意識向上のきっかけにしたいと考えています。本ポスターが、新型コロナ感染拡大抑制の一助となることを、プロジェクト関係者一同、心から強く願っております。
京都府立医大の山畑医師からのメッセージ
ワクチンが行き渡るまで後少しの辛抱です。「自分だけは大丈夫」「ちょっとだけなら」という思いを絶って、基本的な感染対策を守りましょう。
うつさないためには、歯を見せない。うつらないためには、歯を見ない。
眼・鼻・口を護っていきましょう!
みんなの笑顔を見れるようになる日まで、今しばらく頑張りましょう。
(山畑 佳篤 / 京都大学医学部医学研究科 初期診療・救急医学分野 講師)
企画意図/背景
強い感染力を持つとされる新型コロナの変異株の感染割合も、地域問わず増えています。コロナ慣れした今、私たちは、年代関係なく、すべての人が初心に戻り、感染症の基礎知識を学び直すことが重要であると私たちは考えます。みんながヒーロープロジェクトが、今年2月に20~70代の174人に対して、新型コロナ感染予防行動を調査した結果、「マスクを装着する」は9割実施しているのに対し、「首から上を触る時は必ず手洗い、アルコール消毒をする」と回答したのは2割にとどまりました。「密の回避やマスク着用」の周知は進んでいますが、医療従事者には常識の『目鼻口をできるだけ触らない』『こまめな換気』という感染予防知識と行動が現在普及していません。以上のことから、新型コロナ最前線で戦う医師の指導・監修のもと、若者らの意見を積極的に取り入れ、原点に立ち返った注目喚起を促すポスターを制作いたしました。
コンセプト
人は、1時間に平均23回(範囲4〜153回)顔を触り、感染しやすい粘膜である目=3回、鼻= 3回、口=4回、無意識に触っている1)というデータがあります。今回は、手洗いや手指消毒せずに、無意識に顔を触った状況を、「メイク」で可視化。「アート」として表現しました。ウイルスが付着した手で目、鼻、口を触ると、その粘膜からウイルスが体内に侵入する恐れがあると言われています。感染予防に有効なのは、手洗いを丁寧に行うこと、手指消毒です。今回のポスターには、「顔を触るな!」「首から上を触る前には必ず手指消毒して欲しい」というメッセージが、強く込められています。
特徴
手洗いや手指消毒せずに、無意識に顔を触った状況を、医師の指導・監修のもと「メイク」で可視化。「アート」として表現。さらに、「ウイルスは、あなたの手から目・鼻・口へ」のキャッチコピーで、目鼻口が感染経路である注意喚起を感覚的に身に着けてもらうことを目指しています。
#キミはどっち「1時間に平均23回」篇
#キミはどっち「Don’t touch」篇
新型コロナ予防啓発CM|「目鼻口は感染経路。
モデル:茂木 仁成
もぎ じんせい
1997年2月2日生まれ(27歳)
茨城県ひたちなか市出身
「不楽、足る。」アーティスト
西武渋谷百貨店PR
産後ママ応援公式サポーター
として活動中
高校卒業後、エレベーター設計の仕事に従事
「ヨウジヤマモトのパリコレクションを歩く」
という夢を叶えるために会社を退社し、上京
2018年8月 サラリーマンから、モデルに転職
tv・cm・mv・東京コレクションなど多数出演
2020年1月16日に夢を叶えました
(公式サイトPROFILEより)