ソフトバンク株式会社は、5G(第5世代移動通信システム)のブランドである「SoftBank 5G」と「ドラえもん」がコラボレーションした新テレビCM、5Gって ドラえもん?「未来のしずか登場」篇(15秒×2タイプ、30秒×1タイプ)を、2020年12月16日(水)から全国で放映を開始した。
ブルース・ウィリスさんがドラえもん役を演じ好評いただいている本テレビCMシリーズでは、今回新たに、上戸彩さんが未来のしずか役として登場。おなじみ白戸家のアヤと一人二役を演じ、堺雅人さん演じる未来ののび太や、鈴木福さん演じる中学生のび太とその友人たち、白戸家のメンバーらと、ドラえもんのひみつ道具『タイムふろしき』を使った愉快なやり取りを繰り広げる。
新テレビCM 5Gって ドラえもん?「未来のしずか登場」篇より
©Fujiko-Pro
■新テレビCMストーリー
5Gって ドラえもん?「未来のしずか登場」篇(30秒)
公園で中学生ののび太(鈴木福さん)、しずか(小宮山莉渚さん)、未来ののび太(堺雅人さん)、ドラえもん(ブルース・ウィリスさん)の4人が話しています。しずかが「のび太さんの未来は…」と堺さんを指差し、「たけしさんの未来…スネ夫さんの未来…」と続けると、それぞれの現在と未来の姿が空に浮かび上がり、そして、「私の未来は?」と問いかけると、「見てみる?」とポケットからひみつ道具の『タイムふろしき』を取り出したドラえもんが、それをしずかにかぶせます。すると、『タイムふろしき』の時計模様の針が、突然くるくる回り出して発光。『タイムふろしき』を取ると、大人になった未来のしずか(上戸彩さん)が現れます。
そこを偶然通りかかった白戸家のメンバーたち。未来のしずかを見て、驚いたお母さん(樋口可南子さん)が「アヤ!…あ、いるわ」と、一瞬困惑した様子。「誰?アンタ」と尋ねるアヤに、手鏡で自分の顔を確認しながら「しずかです」と答える未来のしずか。お互いの顔を見て、「私そっくり」「私そっくり」と同時につぶやきます。どさくさに紛れて、「すっごくかわいい」と、自らと瓜二つの未来のしずかを褒めるアヤ。すかさずお父さんから「おいおい!」とツッコミが入ります。
そんなアヤと未来のしずかのやり取りを見ながら、「いきなり未来…」「5Gと同じだよ」と話している未来ののび太と中学生ののび太。すると、いつの間にかお母さんが「なんにでもかけていいの?」と『タイムふろしき』を持ってきて、「制限はない!」と自慢気に答えているお父さんに、そのまま「あなたの未来は?」とかぶせます。「おい!やめろ!」と抵抗するお父さんですが、『タイムふろしき』を取ると、なぜか白いヤギに変身した未来の?お父さんが現れます。「どういう未来?」と戸惑うお母さんに、「メ〜〜〜(知らん)」と応えるヤギのお父さん。最後はドラえもんが、「ははは」と指を振りながら呆れた様子を見せつつもその光景を一歩引いたところで楽しんでいるような表情で締めくくります。
■撮影エピソード
◇未来のしずか役に照れまくる上戸さんが今すぐほしいものは……
初めて未来のしずか役を演じるに当たって、これまでのテレビCMシリーズでずっと未来ののび太役を演じてきた堺さんに、「のび太に変身している時ってどんな感じですか?恥ずかしいですか?」と質問していた上戸さん。それに対して、堺さんは「恥ずかしくないよ。なんで恥ずかしいんですか?」と応じました。上戸さん自身、今回のツインテール&制服姿にはかなり抵抗があったらしく、周囲から「似合いますね」と声を掛けられる度に、「誰も何も言わないでください(笑)」と手で顔を隠しながらうつむき、「今すぐ『タイムふろしき』を使って、リアルに制服を着ている頃のしずかちゃんに戻りたい」とコメント。今回のテレビCMに登場するドラえもんのひみつ道具をネタに、周りのスタッフの笑いを誘う場面がありました。
◇こだわりのお芝居でキャラクターを演じ分けた一人二役
今回のテレビCMで、未来のしずかと白戸家のアヤの、一人二役を演じた上戸さん。長く出演してきたシリーズで、すっかり役をつかんでいる白戸家のアヤとの違いを表現すべく、ワンテイク毎に監督と相談しながら、話し方や話す時のスピード、テンション、表情、仕草などにこだわって、未来のしずかのキャラクターを丁寧に作り上げていました。
◇上戸さん同士の対面シーンで、気持ちを込めすぎてまさかのNG!?
一人二役の撮影中、現場に大きな笑い声が響いたのが、未来のしずかの顔を見た白戸家のアヤが、「すっごくかわいい」とつぶやくカット。上戸さんが“すっごく”という言葉をかなり強調した演技を披露した直後、監督から「面白いけど、尺が少し長いかもしれません」とリテイクを求められると、さすがにご本人もオーバーアクションだと思ったのか、「「アハハ、間が空き過ぎちゃいました(笑)」とはにかんでいました。
◇世代を問わないドラえもんトークで盛り上がるキャストの皆さん
休憩中、2歳の時、初めてドラえもんの映画を観に連れて行ってもらったという鈴木さんに、堺さんと小宮山さんが「え、2歳で!?」驚きの声を上げると、鈴木さんは「母からそう聞いたんですけど、僕はまったく記憶がないんですよ」と告白。その後も、堺さんが最近見たドラえもん映画に登場する恐竜の鳴きまねを披露したり、「心は今のままで時間を行き来したい」などと、『タイムふろしき』について語り合ったり、キャスト同士でドラえもんトークに花を咲かせていました。
◇長年連れ添った夫婦だからこそ成せる息ぴったりのチームワーク
樋口さんがお父さんに、『タイムふろしき』をかぶせるシーン。アクションのタイミングやスピード、かける位置がなかなか思い通りに行かず、お父さんが物言いたげな目で、樋口さんの方を振り向く場面がありました。そんなお父さんの視線に、「お前さー、もっと上手くやれよ」というメッセージを感じ取ったという樋口さん。さらにもう一段階、集中力を高めて本番に臨むと、ようやくすべてがパーフェクトにそろい、監督の口から「OK!」という言葉を引き出していました。
■堺雅人さん、上戸彩さんインタビュー
――未来のしずかちゃんを上戸さんが演じると聞いた時の感想をお聞かせください。
【堺さん】:いやもう、何の違和感もなかったんですが、目の前にすると、その素晴らしさに息をのむ思いです。素敵なんじゃないでしょうか。
【上戸さん】:ちょっと、ちょっと。もう何も言わないでください…。
【堺さん】:素晴らしいですよ。
【上戸さん】:大丈夫です…。
【堺さん】:実際に上戸さんが17歳ぐらいの頃から会っているんですよ。
【上戸さん】:そうですね。
【堺さん】:なので、僕は上戸彩という女優に対して、あまり年齢を感じないというか、年を経ても変わらない素晴らしさを持っている方なので、どんな役を演じても大丈夫だよという感じです。
――未来のしずかちゃんの役のオファーを受けた時、どんな気持ちでしたか?
【上戸さん】:どんな気持ちだったかなぁ…忘れちゃったなぁ(笑)。衣装合わせやカツラ合わせをしながら、自分では“イタい”なと思っていましたけど、堺さんがそんな風におっしゃってくださって、やっぱり堺さんと一緒にいると、すごく安心した気持ちになれるなと思いました。
――『タイムふろしき』があったら、どんなものにかけて時間を早めたり、巻き戻したりしたいですか?
【堺さん】:自分にかけていろいろ試したいです。お芝居で若作りや老け役をする時に便利だなと。
【上戸さん】:役作りが半分ぐらい必要なくなりそうですね。
【堺さん】:簡単ですよ。
【上戸さん】:体の使い方とかも、実際に年を取るわけだから、自然に見えますもんね。
【堺さん】:子役からできますよ。
【上戸さん】:ホントですね。お芝居をしていて、恥ずかしい気持ちになんかならないし。
【堺さん】:恥ずかしいんですか(笑)? 恥ずかしくないですよ。
【上戸さん】:私は今ほしい。ナウ。リアルに制服を着ている頃のしずかちゃんに戻りたいです。
【堺さん】:設定では、中身が小宮山さんなんですよね。未来の私を見たいからって。だから、上戸さん自身は、違和感があってちょうどいいんですよ。制服を着ている未来のしずかちゃんなんだから、「あれ、なんでこんな服着ているんだろう?」という感覚で、おかしくないんじゃないでしょうか。
【上戸さん】:もっと言ってください(笑)。
【堺さん】:いやいやいや(笑)。いいじゃないですか。素敵だと思います。
――制限をなくして、無制限にしたいモノがありましたらお聞かせください。
【上戸さん】:私は胃袋。
【堺さん】:胃袋!?
【上戸さん】:限界がないから、いつまでも食べられるということですよね。ラーメンとか、いろんな味を全部食べたいです。全部食べきって、もっと食べたいなという時、「どうしよう、このラーメンの汁に、お米を入れようかな」と悩みながら、結局諦める、みたいな日々を送っているので、見た目とかいろんなことを気にしないで、胃袋を無制限で、食べたいものをひたすら食べ続ける(笑)。
【堺さん】:制服の格好をしているからか、普通に思春期の女の子と話している感じがしてきました。
【上戸さん】:あはは(笑)。
【堺さん】:僕はもう、ラーメンの汁は愛でるものですよ。眺めています。
【上戸さん】:二度使いはしない?
【堺さん】:しないね。いつからしなくなったんだろう。昔はたしかに、ラーメンの汁にごはんを入れていましたけど。
【上戸さん】:私は今でもします!
【堺さん】:若いね。いらないんじゃない、『タイムふろしき』(笑)。
■古市憲寿さんインタビュー
――未来のしずかちゃん役が上戸さんだと聞いた時、どう思いましたか?
【古市さん】:白戸家にいてもいいんだ、一人二役にするのもアリなんだって、ちょっとびっくりしましたが、上戸さんを見たら、ホントにしずかちゃんでした。大人になったらこんな感じになるんだろうなって。目の前にすると、漫画の世界から出てきたCGみたいという感じで、イメージ通りでした。
――漫画やアニメに登場するしずかちゃんに憧れはありましたか?
【古市さん】:いや、別に。それで言うと、僕はスネ夫の方が好きかもしれないですね。スネ夫って、お金とコネクションを持っていますけど、それって最強じゃないですか。ドラえもんのキャラクターの中で誰になりたいかと言われたら、スネ夫になるのが一番得というか。あの世界の中でたぶん、一番の強者な気がするんですよね。一応、ジャイアンをリーダーっぽく仕立てておいて、スネ夫が裏から全部仕切っている気がして。そういう意味では僕はスネ夫が一番好きです。しずかちゃんはキレイで、勉強もできて、というキャラクターですけど、たとえばバイオリンがすごく下手で、女友達いるのかなとか、思うところもあるじゃないですか。だから、特に憧れはなかったですね。
――『タイムふろしき』があったら、どんなものにかけて時間を早めたり、巻き戻したりしたいですか?
【古市さん】:僕はひたすら自分にかけて、絶妙にアンチエイジングし続けるんじゃないですかね。年を取るって、この世界では絶対に逆らえないことですけど、1歳年を取る度に毎回『タイムふろしき』をかぶったら、少なくとも見た目は年を取らないわけで、みんなから気付かれないように使ってみたいなと思います。あとは、カブトムシとかメダカとか、何かを育てていて、ちょっと先の未来を見たいという時にかけてみたり、赤ちゃんが大人になった姿を見て、こういう感じになるのかって、また元に戻したり。
――制限をなくして、無制限にしたいモノがありましたらお聞かせください。
【古市さん】:普段から、あんまり制限を感じて生きていないんですけど、どうしてもダイエットには気を使っちゃうので、僕が大好きなチョコレートを食べることを無制限にしたいですね。言っても、食べるのは1日300gなんですよ。まぁ、多いんですけど、これを3kgとか食べたらどうなるんだろうとか、もっと食べ尽くしてみたらどうなるんだろうなと思います。
■CM概要
タイトル:ソフトバンク 5Gって ドラえもん?新テレビCM「未来のしずか登場」篇(15秒A・B、30秒)
出演:ブルース・ウィリス/上戸彩/樋口可南子
堺雅人/八村塁/古市憲寿/鈴木福/小宮山莉渚/楢原嵩琉/寺澤徠稀
放映日:2020年12月16日(水)
放送地域:全国
特設サイト:https://www.softbank.jp/mobile/special/softbank-5g-cm/
CM本編URL:https://youtu.be/cMI-fgfocz4
メイキングURL:https://youtu.be/dBLhM50c6Fo