【松岡茉優】デビュー20周年を記念した初の著書『ほんまつ』に込めた思いを語る!!

俳優の松岡茉優が、デビュー20周年を迎える記念すべきタイミングで初めて著書『ほんまつ』を刊行しました。この著書は、発売当日に即座に重版が決定するなど、大きな反響を呼んでいます。刊行を記念して、11月23日(木)には代官山の蔦屋書店でトークイベントが開催され、松岡茉優本人も出席しました。

この特別な日の前に、松岡茉優に対してスペシャルインタビューが実施されました。デビュー20周年を飾る初の著書に込められた思いや制作秘話、そしてファンとのつながりについて、松岡茉優が率直に語ります。
発売当日からの好評により、『ほんまつ』は即座に重版が決定。松岡茉優のファンたちにとって、彼女の新たな一面やこれまで知られていなかった一面が垣間見える内容となっています。

『ほんまつ』は、松岡茉優の深い本愛が息づく至上の一冊。
「学生さんにも手に取ってほしいという気持ちが強くあったので、できるだけお手頃な金額にしたいというお話を最初にさせていただきました。スタッフの皆様が検討し、頑張ってくださって、値段が抑えられたことにとても感謝しています」 と、制作に携わった関係者にお礼を述べた松岡。

「表紙の写真は本のイメージになるものだから、なるべく素の私のような一枚がいいなと思っていて。表紙に決まったバスのお写真は、等身大の自分だなと感じ、使用させていただきました。仲野太賀さんが撮影してくださった写真たちは、メイクさんとスタイリストさんにロケバスで待ってもらって、私と太賀の二人で吉祥寺を歩き、撮っていったものです。頭が椅子に当たって髪の毛が盛り上がってしまっている箇所なんかは、メイクさんからしたら直したかった箇所かもしれないけど、二人で回ったからこその切り抜きだなと、好きな写真です」

ブックデザイナー・名久井直子が手がけた『ほんまつ』の装丁は、さまざまな種類の紙が用いられ、緻密かつ親しみやすい印象を持つ装丁に仕上がっている。
「名久井さんの素晴らしいセンスのもと、『ほんまつ』には様々な紙が使われています。人間同士の相性があるのと同じで、本の手触りの相性もあると思っているのですが、どの紙もすごく好きな手触りです。特に漫画家の板垣巴留さんとの企画の紙が好きです」

『ほんまつ』には、松岡茉優自身によるエッセイや、親友の伊藤沙莉とのチャット企画、ヘアメイクやスタイリスト、マネージャーが参加した松岡不在の“お身内6人座談会”、そしてリリー・フランキーとの「新しいサインを考える」をテーマにした対談など、さまざまなコンテンツが満載です。松岡は「自信のあるページができた」とコメントしており、これまでの作品に携わった監督や役者陣に加え、身近なスタッフやプライベートの友人26名から寄せられた「松岡への質問」がAtoZコーナーに掲載されています。
「よくファッション誌などに掲載されているその方のパーソナルな部分に触れるAtoZインタビューを読んでいて。何色が好き?とか、モーニングルーティンなどの質問は今までもしていただいたことがあったから、せっかくなら私の尊敬する方々、大好きな方々に質問を募れないかな?と思って。皆様、そう来たかと唸るような質問をくださって、特別なページになりました」

初めての著書。自己紹介のような一冊ができたことで楽しみにしていることがあるという。 
「先日、できあがった本を装丁、デザインを担当してくださった名久井さんに直接お渡ししたんです。今までも、お世話になった方に映画のチケットとか、パンフレットとかをお渡ししたことはあったのですが、自身の何か、をお渡しするというのは初めてで。照れくさくも、嬉しい時間でした」 

タワーレコードではオンライントークショーが行われ、誠品生活日本橋ではお名前入れ&サイン本販売会が催されました。
「私のことしか書かれていない本を、お金を払って手元に置こうと思ってくださった皆様を目の前にして、感謝の気持ちでいっぱいになりました。数多の芸能人や著名人がいる中で、私のことを見つけて、好きでいてくださっていることが嬉しくて、有難くて。応援してくださっている方の中には、例えばバラエティーや朗読劇をきっかけに私のことを知ってくださった方がいることを知り、20年の間で、色々なご縁があったことに改めて感謝の気持ちが湧きましたし、挑戦してきてよかったなと感じました」 

11月30日まで、代官山 蔦屋書店では『ほんまつ』の写真展が開催中です。松岡自身が厳選した10点のカットに、未公開のアザーカット4点が加えられ、計14点が展示されています。写真展には、国内外で活躍する写真家・尾身沙紀をはじめ、松岡が信頼するスタッフと協力して制作されたファッションポートレイト企画が含まれています。また、仲野太賀による撮影企画のアザーカットも初公開されています。お見逃しなく。
「皆様が新しい本との出会いを求められたり、ほっとお茶を飲みに来られる代官山 蔦屋書店に、私の写真をどーん、と展示してくださっていることには、お邪魔しています、という気持ちなのですが、尾身沙紀さんに引き出していただいたお写真は、いつもの私とはちょっと違って、とても素敵なお写真になっているので、タイミングが合いましたらぜひ見にきていただきたいです」


松岡茉優(まつおか まゆ)
1995年2月16日に東京都出身。
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」
日本アカデミー賞「勝手にふるえてろ」で優秀主演女優賞、「万引き家族」で優秀助演女優賞を受賞
その後、「蜜蜂と遠雷」で優秀主演女優賞、「騙し絵の牙」で優秀主演女優賞を獲得。
最近では、日本テレビ系のドラマ「最高の教師 1 年後、私は生徒に□された」、テレビ朝日系の「ゆりあ先生の赤い糸」

映画「愛にイナズマ」(2023年10月27日公開予定)

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