女優・神嶋里花が出演する「電話リレーサービス」の新CM、「『もしもし』の手話がない理由。」篇が6月22日(火)から全国で放映開始された。
電話リレーサービスは、聴覚や発話に困難のある方とそれ以外の方の会話を、通訳オペレータが「手話」または「文字」と「音声」とを通訳することにより、電話で即時双方向につなぐサービス。7月1日から提供が開始となる。
CMは全編「手話」で構成される、これまでにない作品となっている。「もしもしの手話がない」という、思わずハッとする事柄から、公共インフラと思われていた電話が実は「きこえる人」に限られたコミュニケーション手段であり、聴覚や発話に困難のある方にとっては代理を頼まないと使うことのできない手段であったことを視聴者に伝えている。そして、電話リレーサービスにより、これまでの常識が変わり、コミュニケーションのバリアフリーが前進する喜びを表現している。
CMに出演した神嶋里花は「小学生の時に難聴の友達がいたため、独学で手話を学んでいた」経験があるというが、監修者の指導のもと、今回本格的な手話に初挑戦している。
神嶋里花(かしまりか) プロフィール
1998年11月30日生まれ(25歳)、大阪府出身。身長158cm。
特技:手話(小学生の時に難聴の友達がいたため、独学で手話を学んでいた)
2019年より女優として活動を開始して以降、映画、ドラマ、MV、広告で活躍する一方、モデルとして雑誌の表紙を飾り、エディターとしても執筆活動を行うなど活動の幅を広げている。近作に映画「彼女来来」、ドラマ「監察医 朝顔」「SUITS/スーツ2」などがある。