スリーピース・ピアノロックバンドWEAVER 【河邉徹】インタビュー 3月10日発売の新作小説『僕らは風に吹かれて』について語る
ステキブックスは、スリーピース・ピアノロックバンドWEAVERで、ドラムと作詞を担当しながら、小説家としても活躍している河邉徹の新作小説『僕らは風に吹かれて』を2021年3月10日(水)に発売する。
このたび、ステキブックスは著者の河邉徹にインタビューにて、4作目で初めて、本業であるロックバンドをモチーフにして描いたこと、また、コロナ禍で自身の活動も制限されたなかで感じたこと、そして、本作に込めた想いなどをたくさん語っている。
■ 新作小説『僕らは風に吹かれて』・WEAVER 河邉徹インタビュー
https://note.com/sutekibooks/n/nd9cc486bfaf0
インタビューの目次
・PCに向かって自然と出てきたのが、ふだん自分のいる世界の物語だった
・変わっていく世の中についていけてない感覚を上手く表現したいなという思いが湊になった
・誰も正解がわかっていないのに、でもやめるわけにはいかないという感覚で生きていた1年
”ミュージシャンという立場の僕が、現代の世の中に対して感じていることを、小説という形で様々な登場人物の想いを通して表現できたんじゃないかと感じています”
■ 概要
『僕らは風に吹かれて』
主人公はファッション系のインスタグラマーとして活動する湊(みなと)。彼が、天才的なボーカリストである蓮(れん)に誘われ、蓮が率いるインディーズバンド「ノベルコード」に参加するところから物語が始まる。すでにメジャーデビューも視野に捉えているノベルコードは、蓮の思惑通り音楽シーンを駆け上がるーー、というバンドの物語と、その状況に翻弄される湊の物語を、昨今の「コロナ禍」をキーワードにして交錯させているのがこの作品。河邉徹にしか書けない、仕事のこと、音楽業界のことなど、これからのバンド活動のヒントなど、読み応えのある320ページとなっている。
■ 著者プロフィール
河邉徹(カワベトオル)
1988年6月28日、兵庫県生まれ。ピアノ、ドラム、ベースの3ピースバンド・WEAVERのドラマーとして2009年10月にメジャーデビュー。バンドでは作詞を担当。2018年5月に小説家デビュー作となる『夢工場ラムレス』を刊行。2作目の『流星コーリング』が、第10回広島本大賞(小説部門)を受賞。2020年8月に3作目『アルヒのシンギュラリティ』を刊行。WEAVERとしては、2021年4月に、大阪・東京を巡るツアーの開催を予定している。