【塩田みう】介護の仕事の本質とは?大分を舞台に「はたらく」を切り取る ショートムービーが公開中!

地方CMのイメージを覆すクオリティで描かれたオリジナル作品

医療福祉のカジュアル化を仕掛けるNPO法人Ubdobeと大分県が共同企画したショートムービー『わたしをわたしをひらく、明日(みらい)がひらく』が公開中。大分県介護の仕事魅力発信事業【OPEN OITA PROJECT】の一環として制作されたオリジナル作品です。脚本・監督はサザンオールスターズのMVや映画「ゆらり」を手掛けた横尾初喜氏。

『わたしをひらく、明日(みらい)がひらく』

介護の仕事と言われて多くの方が思い浮かべるのは、入浴や食事の介助をする姿かもしれません。
しかし、それらの業務の先に

「その人が最後までその人らしく生きるためのお手伝いがしたい」

という想いがあることまでは、まだ広く知られていません。
今回は、そんな介護の仕事の根本に焦点をあて、大分県の介護の現場を舞台に、全ての人に共通する

「自分らしく生きることの尊さ」

をテーマに、利用者の方が描く夢を職員が共に叶えるまでが描かれています。

TV CM15秒版(大分県内の各テレビ局にてCMとして放映されています)

< わたしをひらく、明日(みらい)がひらく。 >

これは大分県の介護福祉業界で勤務しながら、OPEN OITA PROJECTのLAB生として、PRムービーの制作に協力してくれた大分県のメンバーたちが考えたコピーです。

介護の魅力を伝える本プロジェクトに参加し、
「どんどん自分が開いていった」と語るメンバーたち。

介護のしごとは、明日をひらく力がある。
まずは自分をひらくこと、そこからはじまる……。

< 福祉の世界には脚本のいらない物語がある >

今回のチームの結成のはじまりは2017年。

映画「こはく」の撮影の際、当時介護技術指導として入っていたNPO法人Ubdobe 貞松徹による介護福祉に関する講演を聞いた横尾監督が

「福祉の世界には脚本のいらない物語がたくさんあるんですね。
 ショートムービーなら何本でも撮れそうです」

と感想を寄せてくださったことが映像制作依頼のキッカケとなりました。
今回の撮影でも、NPO法人Ubdobeの貞松が介護技術指導を担当。横尾監督が手掛ける美しい表現に、現場の視点を活かしたリアリティをかけ合わせています。

作品の中では登場人物の「よしおさん」が暮らす施設の部屋には、ベッドのほかに冷蔵庫や衣類、日用品など多くのくらしの品々がありますが、もともとはベッドとマットレスしか置いていなかった空き部屋を3〜4時間かけて生活感のある部屋に演出。

映像には映りこまないゴミ箱の中にちゃんとゴミが入っているなど、細部にもこだわりが。 動画の最初に出てくる部屋と最後に出てくる部屋にも、時間の流れを感じさせる微妙な変化を付けています。

細部までこだわった演出にも注目しながら、ぜひご覧ください!

出演:塩田みう

(しおたみう)
1999年4月3日生まれ。長崎県出身。女優
2015.16.17年度高校野球長崎大会イメージガール
映画「こはく」「徒桜」
ALL!V・ファーレン アシスタント
岩崎本舗 角煮まんじゅうCM
大和製菓 島姿 CM
舞台「TOKYOせんちめんたるジャーニー」「ブルースな日々 あぁガス欠!」
NHKラジオドラマ「オールに願いを」

監督:横尾 初喜

(よこお はつき)
1979生まれ 長崎県佐世保市出身 青雲高校卒業。
横浜国立大学在学中より竹内芸能企画にて映像制作を学ぶ。
2008年に Foolenlarge 株式会社を設立し取締役就任。
サザンオールスターズのMVや数々のドラマの監督を経て、映画「ゆらり」(17)で商業映画監督デビューを果たした。
柔らかな映像美と繊細で暖かな演出を得意とする。妻は女優の遠藤久美子。

関連記事

ページ上部へ戻る