「ルネッサーンス！」でおなじみ、自身も一発屋芸人と呼ばれた著者の山田ルイ53世が「ブーム後」の芸人を追跡取材して書き、話題を呼んだ人生ノンフィクション『一発屋芸人列伝』が文庫になった。

｢一発屋芸人列伝｣（新潮文庫）書影

文庫化を記念して、とにかく明るい安村さん、ジョイマン高木さん、キンタロー。さんを著者である山田ルイ53世のYouTubeチャンネルにお招きし、近況報告。あれから仕事、増えた？減った？ コロナで仕事は変わった？ お互いに探り探りのトークを展開。

（左上から時計回りに）著者の山田ルイ５３世さん、キンタロー。さん、ジョイマン高木さん、とにかく明るい安村さん

もうあの頃のように売れたくない、と話すジョイマン高木さん。
育休じゃないのに、仕事がなくて育休のようになってしまっている、と嘆くキンタロー。さん。
そして、今ふたたび人気が増して引っ張りだこのとにかく明るい安村さんが「僕たち第七世代に勝ってますよ！」
と豪語する理由はなんと、声が大きいから？！
「無世代」芸人たちの今に、驚かされ、なぜか励まされる爆笑トークは注目だ。

《「髭男爵山田ルイ53世Official YouTube Channel」》

【一発屋芸人列伝文庫化記念】とにかく明るい安村×ジョイマン高木×キンタロー。×山田ルイ53世　オンライン座談会

《著者紹介》

著者の山田ルイ53世
1975（昭和50）年、兵庫県生まれ。地元の名門・六甲学院中学校に進学するも、引きこもりになる。大検合格を経て、愛媛大学法文学部に入学したが、その後中退し上京、芸人の道へ。’99（平成11）年にひぐち君とお笑いコンビ・髭男爵を結成、ツッコミを担当。執筆業でも才能を発揮し、「新潮45」で連載した「一発屋芸人列伝」は、「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞した。主な著書に『ヒキコモリ漂流記 完全版』、『一発屋芸人の不本意な日常』、『パパが貴族』などがある。

《書籍情報》
【タイトル】一発屋芸人列伝（新潮文庫）
【発売日】2020年11月28日（土）
【造本】文庫
【本体定価】590円（税別）