2026年1月15日、スイスの高級時計ブランド・ブライトリングによる「ナビタイマー オートマチック GMT 41 侍ジャパンリミテッド」の発表イベントが開催されました。この特別な日本限定モデルのお披露目に、スペシャルゲストとして登場したのは、横浜DeNAベイスターズ前監督の三浦大輔(みうらだいすけ)さんです。

三浦さんといえば、現役時代から「ハマの番長」の愛称で親しまれ、横浜一筋で活躍したレジェンド。2021年からは監督として指揮を執り、2024年にはチームを26年ぶりの日本一に導く快挙を成し遂げました。その際に涙ながらに宙を舞った姿は多くのファンの感動を呼び、SNSでも「番長、感動をありがとう」「最高の恩返し」と大きな話題になりました。2025年に惜しまれつつ監督を退任されましたが、この日はトレードマークのリーゼントヘアとシックなスーツ姿で登場。変わらぬダンディな魅力を振りまいてくれました。
人生の節目を刻む時計との出会い
イベントでは、ご自身も長年のブライトリング愛用者である三浦さんの、時計にまつわる素敵なエピソードが披露されました。
三浦さんとブライトリングの出会いは、なんと約25年前。シーズンオフに訪れたグアムでの家族旅行の最中だったそうです。誕生日に奥様から「好きなものを買っていいよ」と言われた三浦さんが偶然見つけたのが、ブライトリングの時計でした。
「当時つけているプロ野球選手は見かけなかったので『これは俺が!』と。それがきっかけでしたね」
そう当時を振り返る三浦さん。誰かと同じではなく、あえて誰も持っていないものを選ぶ。「番長」らしいこだわりと、奥様との温かい思い出が詰まったエピソードに、会場は和やかな空気に包まれました。
また、ブライトリングの魅力について問われると、「挑戦し続ける姿勢は、やっぱりひかれますよね」と熱弁。「各界のプロフェッショナルの方々に選ばれ、現状に満足することなく進化し続けるところ」に、ご自身の野球人生と重なる部分を感じているようです。


「心のメンテナンスをしたい」監督退任後の本音
2025年に監督を退任され、プレッシャーから解放された現在の心境についても、率直な言葉で語ってくださいました。
現役時代、そして監督時代は、分刻みのスケジュールの中で常に時間に追われていたという三浦さん。「選手もトレーナーも監督もコーチも、みんな1日24時間しかない。『時は金なり』といいますが、本当に時間は大事」と、時計が単なるファッションアイテムではなく、戦うための「相棒」であったことを明かします。
そんな張り詰めた日々を過ごしてきたからこそ、2026年の抱負を尋ねられると、少し表情を緩めてこう答えました。
「いまはゆっくりしたい。5年間、監督をしてきたなか、できなかったことをしてみたい。家族の旅行もそうですし。プレッシャーから解放されたので、一度、心もメンテナンスもしたい」
「いまはゆっくりしたい」という言葉には、激闘の日々を走り抜けた男の安堵と、家族との時間を大切にしたいという父親としての優しさが滲み出ていました。監督時代に比べ、現在は「1日がゆっくり流れるようになった」とのこと。「知らず知らずに、慌ただしいのが当たり前になっていたことから解放されました」と語る一方で、決してダラけることなくウォーキングなどの運動は欠かさないそうです。


侍ジャパン監督就任は? 「いま全く頭にない」
今回の新作モデルが「侍ジャパン」とのコラボレーションであることにちなみ、トークは自然と野球日本代表の話題へ。日の丸を背負うことについて、「僕も経験がありますが、大変な重圧。だからみんなで応援していきましょうよ、という感じです」とエールを送りました。
そこで気になるのが、三浦さんご自身の「侍ジャパン監督就任」の可能性。MCから直球の質問が飛ぶと、三浦さんは即座に否定しました。
「全くないですよ。ベイスターズの監督は5年やらせてもらい、今はその開放感で(いっぱい)。いま全く頭にない」
今はあくまで「充電期間」であり、重圧から離れて野球を純粋に楽しみたいという気持ちが強いようです。


原点は「日が暮れるまで遊んだ公園」
イベントの終盤、三浦さんはこれからの展望について、非常に印象的な言葉を残してくれました。
「これからはプロとはまた違った角度で野球を勉強していきたい。野球を始めた原点は、子どものころ、友達と公園で日が暮れるまで遊んだこと。そこに立ち返って新たな角度で楽しみたい。そんな2026年にしたいですね」
そして、「自分にとって野球とは?」という問いには、目を細めてこう答えます。
「僕が記憶にないころの写真を見てもバットやボールを持っている。ずっと人生は野球とともにあった。野球がなかったら僕もなかったな。プロにもなっていなかったでしょう」
人生そのものである野球を、今度は「プロ」という枠組みを超えて、原点回帰の視点で見つめ直す。そんな三浦さんの新しい挑戦が、また始まろうとしています。
今回発表された「ナビタイマー オートマチック GMT 41 侍ジャパンリミテッド」は、日本限定100本の希少モデル。三浦さんも「シーンを選ばない時計」と絶賛するこの一本、現在、注目のモデルとなっています。

















