斎藤工、伊藤沙莉、髙橋藍が台本なしで語る“理想の家”―新CMで明かされたユニークなこだわりと夢の叶え方
株式会社リクルートが運営する、家づくりの無料相談サービス『スーモカウンター』の新TVCMシリーズ「夢を語る人」が、2025年10月23日より全国で順次放映されます。台本なしのインタビュー形式で、出演者が自身の“建てたい家”について等身大の言葉で語る内容が特徴です。



このCMにご出演されたのは、俳優の斎藤工(さいとう たくみ)さん、伊藤沙莉(いとう さいり)さん、プロバレーボールプレーヤーの髙橋藍(たかはし らん)さんです。斎藤さんは俳優として数々の話題作に出演する傍ら、映画監督としても高い評価を受けるなど、多彩な活動で知られています。伊藤さんは、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で主人公を見事に演じ切り、国民的な人気を博している実力派俳優です。そして髙橋さんは、バレーボール日本代表のエースとして世界を舞台に活躍し、その卓越したプレーで多くのファンを魅了しています。今回は、三者三様の魅力あふれる3名のインタビューから、それぞれの理想の家やプライベートな一面に迫ります。
斎藤工「日常の中に懸垂」―映画より楽しい家づくりと“充電器”としての役割



新CMで「こんな家に住みたいって考えている時、どんな映画を見ている時より楽しいですもん」と、リラックスした表情で語る斎藤さん。具体的なこだわりとして挙げたのは、「懸垂のバーをつけたいんですよ」というユニークなものでした。「日常のなかに懸垂がある」という暮らしを想像し、楽しげに話す姿が印象的です。
撮影後のインタビューでは、その発想がさらに飛躍。「今日1日撮影を通してたどり着いたのが、“ハイスペック五右衛門風呂”ですね」と明かしました。肘掛けや飲み物を置けるスペースを設けるなど、具体的なシミュレーションまで語り、クリエイターとしての一面をのぞかせました。また、映画好きが高じて「シアタールームに憧れますね」とも語り、先人たちの作品へのリスペクトを込めて、大画面で映画と向き合いたいという情熱を語りました。そんな斎藤さんにとって家とは「“充電器みたいな場所”」であり、外出先で消費したエネルギーを静かに取り戻すための、かけがえのない空間であることを明かしました。
スーモカウンター TVCM 夢を語る人「日常の中に懸垂」篇
伊藤沙莉「人が交流できる家」―団地育ちの彼女が大切にする“あったかい時間”



「温かい時間が絶対に作れるお家が良いな。そんな感じ」と、CMの中でどこか懐かしむような笑顔を見せる伊藤さん。幼い頃から団地で育ち、常に人の気配を感じる環境に親しんできた彼女は、「人がちゃんと交流できるお家」「夜ご飯の匂いがふわっと届くような家」を理想に掲げます。
その思いはインタビューでも一貫しており、「この夏に『バーベキューって楽しい!』ってことに気付いて。だからテラスが欲しいなって」と、仲間と集える空間への憧れを語りました。さらに“夢のような一部屋”として、お酒を飲みながらカラオケや映画鑑賞ができる「人をダメにするクッションがいっぱい置いてある」部屋を挙げ、インドアでの楽しみ方も満喫している様子。家族との時間も大切にしており、夕食時にその日あったことを何でも話すのが昔からの習慣だそうで、「今は実家からは離れて暮らしていますけど、夫とそういうおしゃべりができているのがすごく幸せ」と、日々の暮らしの中にある温かなコミュニケーションを何よりも大切にしている姿が伝わってきました。
スーモカウンター TVCM 夢を語る人「あったかい時間」篇
髙橋藍「最高到達点は350cm」―トップアスリートが家に求める究極のリラックス



世界を舞台に戦う髙橋さんが家に求めるのは、心身を休めるためのリラックス空間です。CMでは、自身の身長とジャンプの高さを念頭に「最高到達点は350(センチ)あるので、さらに上を目指すなら、350以上にしてもらわないと」と、アスリートらしいスケール感で天井の高い家への憧れを語り、周囲を和ませました。
インタビューで「絶対にこれだけは叶えたい」ものとして挙げたのは、「サウナとかやっぱりつけたいなと思います」という答え。日々の激しいトレーニングの疲れを癒すため、お風呂とサウナは欠かせないようです。入浴剤の香りにもこだわりがあり、その日の気分に合わせて選ぶのが大切な時間だと語ります。また、大きな決断をするときは「基本的には家族に一番最初に相談することが多い」と話し、最近も家具の購入について母親に相談したというエピソードを披露。コートを離れた場所では、家族との絆を大切にする誠実な人柄がうかがえました。
スーモカウンター TVCM 夢を語る人「最高到達点」篇
「夢は、話した日から動き出す」―3人が実感した“言葉の力”
今回のCMのキャッチコピーは「夢は、話した日から動き出す」。これにちなみ、最近「話したら叶ったこと」を尋ねると、3人それぞれが“言霊”の力を感じたエピソードを語ってくれました。
斎藤さんは、これまで何度も挫折してきた英語、ストレッチ、筋トレを「これからはちゃんと“告げよう”と思っています」と宣言。人に話すことで生まれる責任感を力に変えようとする、新たな決意を明かしました。 伊藤さんは、以前インタビューで「役のために何かを練習したり準備したりするのが好きなので、そういう役をやりたいです」と話したところ、まさに今、その通りの役を演じていると告白。「あ、叶っちゃった…!」と、言葉が現実になったことに驚きを隠せない様子でした。 そして髙橋さんは、バレーボールを始めた頃から「トップ選手になりたい」と言い続けてきた過去を振り返り、「それを実現できたのは、まさに“夢が叶った”ということだと思います」と、有言実行で掴んだ現在地について力強く語りました。
それぞれの言葉から、夢を声に出して語ることの持つ不思議な力が伝わってくるようです。

















