【井桁弘恵】一日中ドレスだったので腰が痛くなった(笑)でも全部楽しかったです

2018年に結婚情報誌『ゼクシィ』の11代目CMガールに抜擢され、「人生が変わりました」と語るほどの大きな転機を迎えた井桁弘恵さんが、約6年半ぶりに『ゼクシィ海外リゾートウエディング2025 Summer & Autumn』(4月23日発売 ※一部地域を除く)の表紙を飾りました。

福岡県出身、1997年2月3日生まれの井桁さんは、『仮面ライダーゼロワン』での活躍をきっかけに注目を集め、現在は日本テレビ『おしゃれクリップ』のMCや、集英社『MORE』の専属モデル、ラジオのナビゲーターなど多岐にわたる分野で活躍されています。5月5日からはNHKドラマ『ワタシってサバサバしてるから2』への出演も決定しており、写真集『つかのま』も発売中です。

今回の撮影の舞台となったのは、インドネシアの美しいバリ島。エキゾチックで豊かな自然を背景に、井桁さんはリラックスした表情で撮影に臨まれたようです。「また『ゼクシィ』に出たいと(マネジャーと)話していたので、お話をいただけてとてもうれしかったです」と喜びを語り、「当時はまだ20代前半で結婚に対しても“夢見ていた”時期。今は仕事も人生も見つめながら、結婚をより現実的に感じられるようになったと思います」と心境の変化を明かしました。

撮影では、「ハッピー感」「多幸感」を意識しつつも、作り込みすぎず、ナチュラルな等身大の姿を見せたという井桁さん。「現地のご飯も楽しみたいし、ありのままでいようと思って」と、海外リゾートならではの開放感を楽しんだ様子が伺えます。

今回着用した5着のドレスの中で、井桁さんのお気に入りは背中の大きく開いたシルク素材のドレス。「今の年齢だからこそしっくりきたし、自信を持って着られました。20代前半はもっと王道なものが好きでしたね」と、自身の変化についても言及。「これまでたくさんドレスを着させていただいたのですが、今回初めて『ロケーションの背景や土地柄でこんなにドレスの印象が変わって見えるんだ』と気づきました」と、新たな発見もあったようです。

撮影を振り返り、「一日中ドレスだったので腰が痛くなった(笑)。でも全部楽しかったです」と笑顔を見せた井桁さん。ヘアアクセサリーやメイクについても、「海外だからこそ挑戦できたものばかりで、(挑戦する気持ちになれるのも)海外婚の良さですね」とコメントしました。

また、インタビューでは現在の結婚観についても語っており、「昔は“いつか結婚したい”となんとなく思っていただけでしたが、今は仕事とのバランスや人生のタイミングも含めて、よりリアルに考えるようになりました」と率直な思いを吐露。「今は絶対に結婚したいというわけでもなくて、機会があって、いい人がいたらしたいな、くらいのラフさです」と、以前よりも肩の力が抜けた心境を明かしています。理想のパートナーについては、「心が安定していて、固定観念のない人。価値観を一緒に作れる人がいい。以前は“恋愛は恋愛、結婚とは別”と分けていましたが、今は恋愛する相手=結婚したい相手になっている気がします。楽しくて柔軟で、一緒にいて心地よい人とずっといられたらいいなって」と、具体的なイメージを語りました。

プロポーズの理想のシチュエーションも変化したそうで、かつての夜景への憧れから、「夕日が沈む静かなビーチや展望台で、自然の中で言ってほしい」と、より穏やかな情景を思い描いているようです。結婚式については、「これまでたくさんウエディングドレスを着させてもらって、正直、自分の人生ではもう満足しました(笑)。でもそれはあくまで自分のための話で、両親や大切な人たちのことを考えると式は挙げたいと思っています」と、28歳という等身大の気持ちを語ってくれました。

「ゼクシィCMガール」就任が芸能活動を続ける覚悟を決めるきっかけになったという井桁さん。「(就任したことが)この仕事でやっていこうと覚悟を決めるきっかけになりましたし、本当に人生を変えてくれたお仕事です」と改めて感謝の思いを語りました。「そこからは自分が全く想定していなかった人生を歩んでいます」と振り返り、「何が起こるか分からないからこそ、その時々に現れることに飛び込んでみるフットワークの軽さは、これからもぶれずに持っていたいと思います」と、前向きな姿勢を示しました。以前と変わったことについては、「昔は漠然と将来に対しての不安があったけれど、今はお仕事を通じていろいろな方とのつながりもできて、『頑張っていればどうにかなるっしょ』と腹を括れるようになりました」と、頼もしい笑顔を見せてくれました。

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