【市原隼人】こんなに早口のナレーションは初めて(笑)それだけ想いが詰まっているんですね

俳優の市原隼人さんが、2025年4月29日(火・祝)に開催される「羽田盃」にあわせて公開された、地方競馬ダート新体系プロモーション「ダート新体系 可能性篇」TVCMのナレーションを務められました。

2001年に映画『リリイ・シュシュのすべて』で鮮烈なデビューを飾り、映画『偶然にも最悪な少年』では日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後も数々の映画やドラマ、舞台で幅広い役柄を演じ、その熱い演技で多くの人々を魅了してきた市原隼人さん。近年では、主演を務める『おいしい給食』シリーズや、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』など、話題作への出演が続いています。

今回のCMで、力強い声で地方競馬にかける熱い想いを届けた市原さん。収録現場では、監督の説明に真剣に耳を傾け、「物語やドラマを伝えるようなイメージでやってみます」と意欲を示されたそうです。実際に発声練習が始まると、その圧巻のボイスに関係者一同が納得の表情を浮かべたといいます。収録中には、原稿を握りしめ、身振り手振りを交えながら熱のこもったナレーションを吹き込み、熱の込め方についても細かく気にされるなど、作品と真摯に向き合うストイックな姿勢が印象的でした。

CMの収録後には、「こんなに早口のナレーションは初めてです(笑)。それだけ想いが詰まっているんですね」と笑顔で語り、現場を和ませる一幕もあったそうです。

今回のCMには、世代を超えて愛される楽曲を生み出すシンガーソングライター、藤巻亮太さんの新曲『新しい季節』が起用されています。2003年にレミオロメンとしてメジャーデビューし、「3月9日」や「粉雪」など、数々の国民的ヒット曲を持つ藤巻さん。2018年からは地元・山梨で野外音楽フェス「Mt.FUJIMAKI」を主催するなど、音楽活動は多岐にわたります。2025年3月にはオリジナルアルバム『儚く脆いもの』をリリースし、4月からは全国ツアーを開催中です。

今回のCMで楽曲を提供した藤巻さんは、新曲『新しい季節』について「この曲は、自分自身を鼓舞するようにつくった曲です。日常生活の中で、知らず知らずのうちに自分の限界をつくってしまうこともあると思うのですが、そんな自分で作った壁を乗り越え、その先へ一歩でも前進できるようにという思いを込めて制作しました」と語っています。

また、市原さんは藤巻さんの楽曲について、「広い世界に、目一杯に手を広げているような曲だなという印象を受けました。それでいて、未来に向けて心が弾むような、胸が躍るような、背中を押してくれるような、とても前向きで透き通った透明感のある曲だと思いました」とコメントされています。

「ダート新体系 可能性篇」 CM

今回のインタビューで、最近心に響いた出来事について尋ねられた市原さんは、視覚障がいと向き合う役作りを通して学んだ、形のない大切な心や思いやりの気持ち、記憶といったものは一生涯輝き続けるというエピソードを語られました。また、自身の可能性や目指す理想像については、「本気で笑って本気で悔しがって本気で泣いて、物事の根源を大切にし続けるという事が、僕の夢でもあって理想でもあります」と熱い想いを述べられました。

さらに、ゴールデンウィークの予定については、「休みがあれば、出身が神奈川県なので、川崎競馬場に行ってみたいです。あとは、湯治に行きたいなと(笑)」と、意外な一面を覗かせました。料理好きとしても知られる市原さんは、夜な夜な常備菜を作りながらセリフを覚える時間も大切にされているそうです。

今回のCMを通じて、市原さんの力強いナレーションと藤巻さんの爽やかな楽曲が、新たなダート競馬の世界をどのように彩るのか、注目が集まります。

関連記事

ページ上部へ戻る