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【劇団ひとり】初めて聞いたときは、すごい否定されてるのかなって思いました(笑)でも今回、歌と仲直りができたというか
カゴメ株式会社は、今年で発売30周年を迎える100%野菜果実ミックス飲料「野菜生活100」の新CM「飲も。いっしょに。」篇を、2025年4月1日(火)より全国で放映を開始します。新CMでは、三児の父であるお笑い芸人の劇団ひとりさんを起用し、AIさんの名曲「Story」を100名を超える親子とともに大合唱する姿が描かれています。


「野菜生活100」は、野菜をおいしく手軽に摂ってほしいという想いから1995年に発売され、多くのお客様に愛され続けて今年で30周年を迎えるロングセラー商品です。今回のCMでは、親子の普遍的な“愛”をテーマに、劇団ひとりさんと多くの子どもたちが温かく穏やかな時間を過ごす様子や、実際の家族から提供された映像が重ねられています。CMで使用されているのは、AIさんの名曲「Story」。優しくも力強い合唱の歌声に乗せて、大切な人を想う気持ちが表現されています。
CM撮影は、丘で歌う劇団ひとりさんを始めとするたくさんの親たちと、それを子どもたちが見守るシーンからスタート。あいにくの曇り空でしたが、子どもたちの元気と、親たちの温かい思いが、晴れ渡るようなさわやかな気持ちを呼び寄せたそうです。撮影に出演している子どもたちは、いつもとは違う姿を見せるパパやママの姿に興味津々。パパやママの歌の後には歓声も上がりました。子どもたちが自分の親に駆け寄るシーンでは、一目散にパパやママの元に駆け寄る子どもたちと、そんな子どもたちを優しく抱きとめる親たちの姿に、強い絆が感じられました。
野菜生活100「飲も。いっしょに。」篇 30秒
そんな親たちの中で中心となって歌う劇団ひとりさんは、いつものお笑い芸人としての姿とは異なる、優しく穏やかな“パパ劇団ひとり”としての一面を見せてくれました。子役の男の子との相性も抜群で、笑顔で会話をする姿もたくさん見られたそうです。
外での撮影に続いて、室内での撮影に臨んだ劇団ひとりさん。子役の男の子の髪をドライヤーで乾かしてあげながら会話をするシーンでは、「一番乗りたい電車は?」と自然な会話が続き、カットがかかった後も「何線なの?」と聞くなど、すっかり仲良くなった様子を見せていました。撮影の終了時には、自分よりも子役の男の子に拍手を贈り、ハイタッチをする素敵な姿を見せ、贈られた花束を手に、笑顔で「ありがとうございました」とお礼を言いながら、スタジオを後にしました。
インタビューでは、名曲「Story」を使用したCMについて、劇団ひとりさんは次のように語っています。
「本当に大好きな曲で、出た当初に何回聞いたかわからないですね。それを自分がCMで歌わせてもらうというのは、非常にありがたいです。以前に一度、イベントを武道館でやった時に、AIさんがゲストでいらして、歌ってくださったんですよ。生歌を聞いたことあるんです。めちゃくちゃよかったです。そのイベント自体は、僕はあまりいい仕事ができなかったんですけど、歌になぐさめられましたね(笑)。助けていただきました。」
さらに、歌詞に「ひとりじゃないから」と自身の名前が入っていることについては、
「(名前が)入ってるんですよ。初めて聞いたときは、すごい否定されてるのかなって思いました(笑)。「ひとりじゃない」って言われてますからね。でも今回こうやってCMでコラボしましたからね。歌と仲直りができたというか。」
と、ユーモアを交えて語りました。


1993年にデビューし、2000年より「劇団ひとり」として活動している劇団ひとりさん。テレビ番組でお笑い芸人として活躍する傍ら、小説家としても才能を発揮し、2006年には小説デビュー作「陰日向に咲く」がベストセラーとなりました。自身の小説を原作とした映画「青天の霹靂」や「浅草キッド」では監督も務めるなど、多才な顔を見せています。
今回のCMでは、いつものお笑い芸人としての姿とは一味違う、父親としての優しく穏やかな表情が印象的です。劇団ひとりさんと子どもたちの温かい交流を通して、「野菜生活100」が親子の絆を育む存在として描かれています。
ロケ地情報
CMの撮影場所は、静岡県の「ボートレース浜名湖内公園ボートランド」の「雲の城」付近ではないでしょうか