【富田望生・池谷のぶえ】「了解」を「り」って何?~世代間ギャップを感じる瞬間

朝ドラ俳優として活躍中の富田望生さんと、実力派俳優の池谷のぶえさんが、東京ガスの企業CM「ふたつの人生」篇で母娘役としてW主演を果たしました。このCMでは、令和を生きる娘と、平成を生きた母親の姿を通して、時代の変化とともに変わる価値観や、世代間のギャップがリアルに描かれています。

企業CM「ふたつの人生」篇

富田さんは、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」などに出演し、その演技力で多くの視聴者を魅了しています。一方、池谷さんは、舞台を中心に活躍し、数々の演劇賞を受賞している実力派俳優です。

今回のCMでは、仕事終わりにピラティスに行く娘と、飲みニケーションを楽しむ母親の対比など、それぞれの時代の“当たり前”が描かれています。キャリアと家庭の選択に悩む娘に、母親が寄り添う姿を通して、時代が変わっても変わらない親子の絆や、女性の生き方が表現されています。

CM公開を記念して行われたインタビューでは、富田さんと池谷さんが、世代間ギャップを感じる瞬間や、お互いのキャリアについて語り合いました。

インタビューで、世代間ギャップについて聞かれた富田さんは、「『了解』のことを『り』と言う方とかいらっしゃるじゃないですか。メールとかで『り』ってきた時に、『ん?打ち間違えたのかな』と思って『りってなに?』って返信したことがあって、そしたらご丁寧に『了解ですって意味です』って返ってきて。恥ずかしかったです(笑)」と、エピソードを披露しました。

また、池谷さんは、仕事終わりの飲み会について、「お仕事の流れで、ご飯に行きましょうとか飲みに行きましょうとか、そういうことが当たり前の世代だったんですけど、今はやっぱり若い方とお仕事をしたりしていると、それが必然ではないんだなっていうのは感じたりしますね」と、時代の変化を感じている様子を語りました。

デビュー10周年を迎えた富田さんは、今後の目標について、「デビュー作の時に(池谷さんと一緒に演じたのが)すごく仲良い家族だったんですよね。愛情をたくさん注いでもらったっていう女の子の役で、それがすごく印象深くて。こんな風に愛を子ども役の方に渡せられる役者になるのがずっと目標なんですよね」と、池谷さんとの共演が自身の目標に大きな影響を与えていることを明かしました。

一方、舞台デビュー30周年を迎えた池谷さんは、富田さんの活躍について、「望生ちゃんは、よくインタビューとかで、私の名前を挙げてくださって。『こういうふうになりたいです』って目標にしていだだいていたんですね。それはとんでもないというか、私がいつも望生ちゃんのお仕事ぶりを見るたびに、『すごいな、すごいな』って感心してしまって」と、富田さんの成長を感慨深く語りました。

メイキング動画

CMでは、時代の変化とともに変わる女性の生き方や、世代間のギャップが描かれていますが、富田さんと池谷さんのインタビューからは、お互いを尊重し、学び合う姿勢が伝わってきます。

ロケ地情報

CMの撮影場所は、横浜市青葉区千草台の「パークハウスC」、南青山の「Trattoria Perbacco!」、東京上野の「純喫茶丘」、横浜市営地下鉄センター北駅の「モザイクモール港北」付近などかもしれません。
また、線路沿いの坂道は東急田園都市線あざみ野駅からたまプラーザ駅方面へ進んだあたりではないでしょうか

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