【北村匠海】旅してるなっていうスタンドバイミーみたいな気持ちになったので忘れられないです(笑)

三井住友銀行および三井住友カードが、新CM「支払いカード追加あれこれオリバー篇」を公開。このCMに出演しているのは俳優の北村匠海さん。

北村匠海(きたむらたくみ)さんは1997年11月3日生まれの27歳(記事掲載時)。東京都出身。

「Olive」のCMシリーズは、「どんな生き方にも、お金は関わる。」をコンセプトにしたもの。架空の巨大ターミナル駅を舞台に、さまざまな立場の人々がキャッシュレス時代における最適な資産管理や支払い方法を模索する様子を描いている。

【Olive】支払いカード追加あれこれオリバー篇

街の清掃員が、ふと街を見渡すと身軽に飛び、高く舞い上がった風船を華麗にキャッチする青年(北村さん)が。エレガントに話しかけながら少女に風船を手渡す青年の身軽な姿に驚く清掃員。さらに、ばったりと出くわした友人や店員など、相手に応じて異なる言語を使い分ける青年の姿が。まるで状況に応じた決済方法や複数のクレジットカードを使い分けられる「Olive」のように、あれこれ柔軟に対応する青年の姿に注目とのこと。

新TV-CM撮影エピソード

北村さん、久しぶりのトランポリンに挑戦!軽々とした身のこなしで風船をキャッチ

「Olive」のTV-CMへの出演が4回目となる北村匠海さん。今回は同じチームでの撮影だったこともあり、リラックスした様子でスムーズに撮影を進めていたそうです。トランポリンを使って風船をキャッチするシーンでは、高い位置にある風船を軽やかな身のこなしでキャッチするなど、アクロバティックな一面も見せていたとのこと。また、撮影シーンのチェックの際には、共演した女の子たちが映像を確認しやすいよう、さりげなく目線の高さまでモニター画面を下げたり、優しい微笑みを浮かべながら談笑する場面もあったそうで、現場は和やかな空気に包まれていたようです。

クールな表情でダジャレのような日本語を“あれこれ”使い分ける北村さんの姿にも注目

ターミナルを行き交う人々と複数の言語をあれこれ使い分けながらスマートに会話するシーンも見どころのひとつ。女の子が手を離した風船をキャッチし、手渡す際に「テーハナシヨン♪シルブプレ♪」と声をかけたり、ばったりと出くわした友人には「グーテンターク!タビジターク?」と流暢に話しかけていたそうです。さらに、店員に声をかけられた際には「chao!オヒサシブリーノ!」と陽気に挨拶する場面もあり、言葉につまったり、思わず笑ってしまいそうなダジャレ風のセリフもスマートに使い分けていたとのこと。
撮影後も笑顔でチームに見送られていた北村匠海さん。回数を重ねるごとに、より一体感が生まれている様子だったようです。

北村匠海さんインタビュー

――4回目のOlive TVCM撮影を終えた感想をお聞かせください。

いつもここに向かう道中に「またあの世界に入れるなぁ」と思いながら来るんです。撮影チームもずっと変わらないので、どんどんお互いの感覚をつかむのが早くなっているというか、撮影自体がものすごく早くなっているイメージです。

――今回の撮影で印象に残っているシーンをお聞かせください。

印象に残っているのはいつもよりポップというか、いつも演じている青年が回を重ねるごとに成長しているところを監督と模索しながら作っています。一番はやっぱりトランポリンですかね。前回はダイスを使ったシーンがありましたが、今回はトランポリンを使って風船を手に取るシーンが印象深かったです。結構久しぶりにトランポリンをやりましたけど楽しかったです。全然体も動くなという感じでした。

――毎回同じチームで撮影を行っていますが、撮影環境はいかがでしょうか?

CMだけじゃなくどの現場でも、同じチームで同じ作品を作っていくと阿吽の呼吸みたいなものを感じました。だから居心地もいいし撮影も楽しいです。あとは、気づけば僕以外にもOlive仲間がものすごい増えているなかで、どんどん輪が広がっているなと感じます。

――使い分けを完璧に演じた北村さんが、普段オンオフの使い分けで意識していることはありますか?

もっと若い時は自分の中でも意識してやらないと切り替えられなかったが、どんどん環境にすぐ適応するようになったなと思います。自然に切り替わっている感じはあるんですよね。軸は全部一緒だからそんなに意識したことはないです。オフのときに家帰ってコーヒー飲むとか、おいしいご飯食べるとか、そういう食に関しては自分をオフにしてくれるものとして日々あるなという感じがしています。

――逆に、オンになる瞬間はどんなときですか?

衣装を着たらオンになる感じなので、衣装を脱いだらオフになるし。何事もどの現場も、役者も音楽も他の仕事でもそうですね。

――「あれこれ」様々なお仕事をする上で大切にしていることはありますか?

一番は「自分が本当に楽しめているかどうか」が自分の中ではすごく大事です。いろんなことをやりたい、いろんなことをやっている自分にあこがれているのではなくて、自分が本当に演じていることが楽しかったり、音楽を作ること歌うことギターを弾くことが好きだからやっているだけであるということが自分の中で一番大事なことというか。だから自分の中で「楽しさでやってないな」って思ったら一回踏みとどまるということは意識していますね。一回考える、一回立ち止まるというのは何かをする上では意識しています。

――デビュー当時からそういったように意識していましたか?

まぁ徐々に形成されてきたものですね。8歳の時にスカウトで事務所に入りましたし、音楽活動自体、音楽に触れあうということも最初は与えられたものだったので、僕がやりたくてその世界に飛び込んだものではないんですよね。でもそれがどんどん自分の中でそれが本当にやりたいこととして形成されていきました。だからこそ今でも新鮮に楽しくやれているのかなとも思います。

――今後挑戦したいことはありますか?

やりたいことがありすぎちゃうので、何でもやってやろうっていう。「北村匠海って何でもやるよね」ってぐらいが自分の人生にとって面白いかなと思います。役者をやっていても、自分がカメラマンもやるので撮る側の視点もわかると演じる側の視点も変わってくるというか。自分の今の27歳までの芸能生活の中でかなり考え方が変わった18,19歳ぐらいでのターニングポイントだったので、そういうことがまた起こるといいなと思っています。

――北村さんが印象に残っている「初体験」はありますか?

子どものときにサッカーをやっていたんですけど、試合の日に友達と二人でサッカーの試合会場に行ったら雨で試合中止になったんですよ。そしたら二人とも自転車のカギをなくしてしまって、当時は携帯もなくて親もいないので、動かない自転車を二人で引きずりながらマップもない中、家に帰ろうっていう旅が始まったんですよ。何時間ぐらいかかったんだろう、もうものすごい旅で、大雨の中びしょびしょになりながら。でも途中出会ったおじさんがカギをこじ開けてくれて自転車動くようになったのでなんとか家にたどり着いたんですけど、あの旅は忘れられない初体験というか、旅してるなっていうスタンドバイミーみたいな気持ちになったので忘れられないです(笑)。あのおじさんが不思議というか、たまたま通りがかってすれ違っただけなのに僕らの異変に気づいてくれて開かずのカギをこじ開けてくれたので、救世主でしたね。

――最後に、視聴者の皆様へのメッセージをお願いします。

皆さんこんにちは、北村匠海です。三井住友銀行「Olive」の新CMに今回で4回目の出演となります。いつも通りのこの映画のようなセットの中で状況に応じてあれこれスマートに対応する青年を演じました。僕の演じる青年の成長具合もぜひとも楽しんでください。よろしくお願いします。

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