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【坂東龍汰・五百城茉央(乃木坂46)】ワイヤーアクションは初めてなので、撮影前にドキドキしていました。/最初は余裕で行けるだろうとか言って、余裕をかましていたのですが、やってみると難しくて


ソフトバンクが新CM「りんごとトラック」篇、「おおきなかぶ」篇を公開。このCMに出演しているのは俳優の坂東龍汰さんと乃木坂46の五百城茉央さん。
坂東龍汰(ばんどう りょうた)さんは1997年5月24日生まれの27歳。アメリカ合衆国ニューヨーク市出身。
五百城茉央(いおき まお)さんは2005年7月29日生まれの19歳。兵庫県出身。
今回の新CMは、ソフトバンクが最新AIフォン「Samsung Galaxy S25」「Samsung Galaxy S25 Ultra」の発売を記念して制作されたもの。
「りんごとトラック」篇では、街のバスターミナルに掲げられた謎めいた看板が舞台。坂東さんが五百城さんの落としたハンカチを拾おうとする際に起きたアクシデントで、軽トラックに積まれたりんごに隠れていた看板のメッセージが明らかになるストーリー。
「おおきなかぶ」篇では、坂東さん、五百城さん、そして白戸家のお父さんが協力して看板前の大きなカブを引き抜くことで、看板全体のメッセージが現れるというユニークな展開。いずれも、ソフトバンクから「Samsung Galaxy」がついに登場するというニュースを印象的に伝える内容。
坂東さんと五百城さんがソフトバンクのCMで共演するのは今回が初めて。ワイヤーアクションにも初挑戦した二人の息の合った演技が見どころとのこと。
ソフトバンクCM「りんごとトラック」篇
「りんごとトラック」篇_60秒
とある街のバスターミナル前で、停車中の軽トラックに寄りかかり新聞を読んでいる坂東さん。奥の看板に「ソフトバンクからついに、」と書いてありますが、そこから先の文字は荷台に山積みのりんごで隠れてしまっています。坂東さんの近くを豚と散歩をしながら横切った時、ハンカチを落とした五百城さん。坂東さんが気づいて拾うと、その勢いで荷台のりんごが一気に崩れ落ちてきます。次々と落ちてくるりんごを踏んでしまい、「おっとっと…」と背中から転倒し、そのままフレームアウトする坂東さん。すると、今まで隠れていた看板の文字が見えてきて、そこには「ソフトバンクからついに、Galaxy登場!」と書いてあります。
ソフトバンクCM「おおきなかぶ」篇
「おおきなかぶ」篇_60秒
とある街のバスターミナル前で、道路をふさいでいる大きなカブを引っこ抜こうとしている坂東さんと五百城さんと白戸家のお父さん。カブの後方にある看板には「ソフトバンクからついに、」の文字が見えますが、そこから先は大きなカブで隠れてしまっています。すると、「ポン」と大きな音を立ててカブの葉っぱだけが取れてしまい、勢いよく尻もちをつく坂東さんたち。次の瞬間、カブが風船のようにどんどんしぼんでいき、隠れていた看板の文字が見えてきて、そこには「ソフトバンクからついに、Galaxy登場!」と書かれています。
撮影エピソード
■坂東さん&五百城さんが白戸家のお父さんと念願の初対面
今回の撮影で白戸家のお父さんとの初共演を心待ちにしていたという坂東さんと五百城さん。現場に入るとすぐに軽トラックで待機していたお父さんのもとへ二人で向かい、「はじめまして」「こんにちは」と挨拶を交わしたそうです。五百城さんは「いつも見ていたお父さん」と目を輝かせて喜びをあらわにし、坂東さんも「甘えん坊なんだねぇ」「人が好きなんだね」と笑みを浮かべて語りかけ、お互いに交流を深めていたとのことです。
■転倒シーンの最中に坂東さんが起こしたまさかの奇跡
坂東さんがハンカチを拾った拍子に、軽トラックから落ちてきたりんごで転倒するシーンでは、坂東さんにとって初挑戦となるワイヤーを使った撮影が行われたそうです。最初のトライでは勢い余ってマットにお尻を打ちつけてしまったものの、そこでコツを掴んで本番に臨むと、絶妙なタイミングで鮮やかに(?)転倒。スムーズなアクションに、スタッフからも「おー」「完璧」と驚きの声が上がったそうです。すると、起き上がった坂東さんが後ろを振り返り、「しかもハンカチも乗った!」と驚いた表情を見せたとのこと。転倒の勢いで手放したハンカチがふわりと荷台に着地する奇跡のカットをモニターで確認し、「シュールだね」と大満足の様子だったようです。
■大きなりんごを丸かじりする豪快な五百城さんの食べカット
五百城さんが拾ったりんごを坂東さんに渡すのかと思いきや、その場で食べてしまうシュールなシーンに挑戦。りんごを丸かじりするワンパクな食べカットでは、「シャリッ!」「シャリッ!」という心地よい音を響かせながら豪快に食べる姿が印象的だったそうです。その様子を見た坂東さんも驚きの表情を浮かべ、途中から面白くなってしまったのか、思わず“素”に戻って笑ってしまう場面もあったとのこと。カットの直後、五百城さんは「ちょっとかぶりつきすぎたかも…」と少し不安げな表情を見せたものの、監督から「豪快な食べっぷりが良かったです」とOKが出ると、途端に笑みがこぼれたそうです。
■二人で協力してカブを引っこ抜くワイヤーアクションに挑戦
「おおきなかぶ」篇で、坂東さんと五百城さんが協力してカブを引っこ抜くシーンでは、ワイヤーで二人の体を支えながら背中から倒れるアクションが撮影されたそうです。全力で引き抜こうとしている感じを出すため、「思いっきりのけ反ってください」という指示に、最初は「ええっ!」「こんなに!?」と驚きの声をあげていた二人ですが、いざ本番が始まると、すぐさま真剣モードに切り替わり、全力かつ息ぴったりのアクションを披露したとのこと。リハーサルを終えた五百城さんが「大丈夫そうでしたね」と手応えを口にすると、坂東さんも「大丈夫そうだったね」と応じていたようです。
■手応えバッチリな坂東さんと五百城さん
本番では、倒れる時の手の位置やカメラの角度を細かく調整するため、何度もテイクを重ねたそうですが、お互いに協力しながらタイミングを合わせることに集中していたとのこと。監督から「良さそうです!」という声がかかると、坂東さんと五百城さんは「やったー!」「すごい!」と成功の喜びを分かち合ったそうです。一緒にプレイバックを確認しながら、「(カブの葉っぱが抜けた瞬間)結構衝撃が来なかった?」「ドーンって来て、びっくりしました」と撮影を振り返る場面もあったようです。そこに「OK!」という声が現場に響き渡り、スタッフから盛大な拍手が沸き起こったとのことです。
坂東龍汰さん、五百城茉央さんインタビュー
――今回ソフトバンクのCM初登場でしたが、撮影の感想をお聞かせください。
【五百城さん】:シュールな世界観がすごく素敵で、だけどクスッと笑えるような感じもあって、素敵な仕上がりになるのではないかと思っています。
【坂東さん】:すごく素敵でした。五百城さんがりんごをかじっているカット(※60秒CMに収録)が。
【五百城さん】:りんごをかじっているカットをご覧になっている坂東さんのお顔が絶妙でした。
【坂東さん】:あ、私ですか(笑)。撮影はシュールを意識して演じました。魔法を使い出しそうな空気感とか、セットの感じとか、豚のマイキーちゃん、そして白戸家のお父さんもいて、とても楽しかったです。
【五百城さん】:和気あいあいとした現場で和みました。
――ワイヤーアクションの撮影はいかがでしたか?
【坂東さん】:ワイヤーアクションは初めてで、最初は余裕で行けるだろうとか言って、余裕をかましていたのですが、意外にやってみると、周りと息を合わせるのが難しくて。「おっとっと」って、見えていないりんごを踏んづけて転んで、引きずられていくというワイヤーアクションだったのですが、足をワーッて動かしている間にお尻を落としていると、気づいたら尾てい骨をゴンと打ってしまい、これは気をつけなければいけないなというのは一発目で思いました。でも、その時はマットがあったので、本番までにはそれを調節してできたので良かったです。
【五百城さん】:私もワイヤーアクションは初めてなので、撮影前にドキドキしていました。
――今回のCMが初共演となる坂東さんと五百城さんですが、お互いの印象をお聞かせください。
【五百城さん】:私はドラマとか映画を見るのが大好きで、坂東さんが出演されている作品も拝見していますが、カメレオンのような何にでもなれる俳優さんなんだなという印象です。
【坂東さん】:おー、うれしいです。がんばります。五百城さんは「いおき」という苗字が珍しいなと。響きも漢字も。ご出身は沖縄とか?
【五百城さん】:兵庫県です。全国に50人ぐらいしかいない、メッチャ珍しい苗字なんですよ。
【坂東さん】:素敵なお名前ですね。ホワンとした空気感も素敵で、今回のメイクもお似合いでした。
――最近「ついに」実現したことを教えてください。
【坂東さん】:「パリに行ったこと」です。海外に行くのは高校以来、10年ぶりぐらいだったので、めちゃくちゃテンションが上がりました。旅行が大好きですが、なかなか行く機会が取れなくて。今回は仕事で2日間だけでしたが、本当に行けて良かったです。街並みとか、アートもファッションも文化も本当に素敵で、ずっといたいなと、ずっと思っていました。言うても2日間ですけど、一番感動したのはやっぱり建造物ですね。どこの一角を切り取っても、路地を見ても、抜けも完璧だし、本当に古くからある建物が残っているので、僕は写真が趣味ですが、どこを撮っても絵になる最高の街だなと思いました。
【五百城さん】:「テレビを買ったこと」です。というのも、一人暮らしをしてから、もちろんテレビは家にあったんですけど、そのテレビは小さくて、あんまりテレビという感じがしていなくて。最近、大きく見られるテレビを買ったので、それがうれしくてずーっと見ています。ずっと流しっぱなしで、「はー、デカい…」と思って。それが至福の時間ですね。大きい画面でドラマを見ると、やっぱり感動量も上がるというか。
【坂東さん】:分かります。より画面が大きい方が何倍も感動しますよね。
【五百城さん】:大きいテレビで見ることが、最近実現できたのでうれしかったです。
――最近プライベートで失敗したエピソードを教えてください。
【五百城さん】:最近失敗しました。プライベートで仙台に行った時、とある牛タン屋さんに行きたくて、友達とバスに乗ったら、ちょっと違うバスに乗ったなと思って。車内で地図アプリを見ながら、「次の道を左だけど、ここで右に曲がられたら次で降りよう」「あ、近づいた」「ちょっと遠くなった」みたいなことをずっとやっていたんですよ。そうしたら、乗った駅に戻っちゃいました。
【坂東さん】:あははは。ずーっと曲がっていたら、来た場所にいたと。
【五百城さん】:「え、待って! これさっき乗った駅じゃん」となって(笑)。本当に何をやっているんだろうと。タクシーで行ったら10分ぐらいで着いたんですけど、結局20分ぐらいバスに乗っていました。
【坂東さん】:最初の場所に帰ってきちゃったと。天然なんですね(笑)。ホワワーンとしているなと思っていたんですよ。
【五百城さん】:すごく意味のない時間を過ごしてしまいました。
【坂東さん】:牛タンは食べられたんですか?
【五百城さん】:タクシーで行って食べました。無駄な時間でした。
【坂東さん】:失敗ですね。僕は仕事で2日間だけパリに行った初日、時差ボケがあったり、おいしいご飯を食べたり、エッフェル塔を見たりして、結構テンションが上がってしまって、持参したカメラでエッフェル塔の写真を撮ったんですよ。その後、みんなで自撮りをしようとなって、その間に自分のカメラをアルマ橋の手すりに置きっぱなしにしたことを忘れて、そのままホテルに帰ってしまったんですよ。気づいたのが翌日の帰らないといけない日の夕方で、そろそろホテルを出るよというタイミングで、「ヤバイ、ない!」となって。現地のコーディネイターさんに「カメラをたぶんアルマ橋のところに忘れました」と伝えましたが、パリで出てくるわけがないと。絶対に盗られているから、もうなくなっているよ、もう無理だと。それでも、まだ時間があるから、一回アルマ橋まで見に行こうとなって。絶対にないと思いなさいよと言われて、シューンとなりながら、車のドアをガチャッと開けたら、あったんですよ。ちょうど置き忘れたところに。
【五百城さん】:すごい! 治安が良かったのかな。
【坂東さん】:前日が音楽の日で、大勢の人がそこに集まっていたはずなのに、そこで僕のカメラが待っていてくれたんです。これを「アルマ橋の奇跡」と名付けて、今でも語り継いでいます。でも、失敗なので、気をつけます。
――最近響いた出来事を教えてください。
【五百城さん】:地元の神戸は本当に雪が降らないので、地元にいた時も2、3回ぐらいしか見たことがなくて。それも、「あ、これ雪?」みたいな感じで、東京もそんなに降らないじゃないですか。なので、仙台に行った時、「雪景色~!」となって、大雪の中を走ったことにメッチャ感動しました。
【坂東さん】:ドラマのクランクアップの時、感動してしまいましたね。やっと終わったっていう。撮影期間が半年と長かったこともあって、みんなと作ってきた時間とか作品のことを思うと、すごく幸せな気持ちになりました。
――過去10年間を振り返った時、一番のビッグニュースはなんですか?
【五百城さん】:それはもう、これしかないというものがありまして。乃木坂46に入ったことですね。16歳で入って、そこから人生が一変して、今まで見ていたソフトバンクのCMのお父さんに会えたこともうれしかったですし、他にも素敵な経験をたくさんさせてもらえているので、私にとっては本当にビッグニュースだなと思います。
【坂東さん】:僕はスマホデビューですね。僕は今27歳で、高校卒業してから18歳でスマホを買ったんですけど、それが僕の中でかなりのビッグニュースでした。
――2025年の目標を教えてください。
【五百城さん】:これまで私はグループ活動に重きを置いて、目の前のことを頑張るという姿勢でやってきましたが、いろんな方面で活躍されている先輩方を見て、私もそんなふうになれたらいいなという思いがあるので、2025年は個人の活動を頑張りつつ、乃木坂46にも貢献できる一年にしたいと思います。また、演技を少しだけ経験させていただいているので、これからもっとできることがあったらいいなと思っています。
【坂東さん】:本当にありがたいことに、2024年はいろんな方に知っていただける作品に関わらせていただけたので、今年は僕のことを新しく知ってくださった方にも恩返しではないですけど、仕事を通して、いいお芝居をお見せできたらいいなという気持ちです。また、2024年は長期の休みを取って、海外とか、自分の行きたい国を旅する時間がなかったので、2025年はお仕事も頑張りつつ、趣味とか自分の時間を作って、新しい文化や国を知る年にできたらいいなと思っています。
――スマホのAIでどんなことができたらいいなと思いますか?
【五百城さん】:香水のテスターとかができたらすごくないですか?
【坂東さん】:あ、においまで出ちゃう。最高ですね。
【五百城さん】:においが分からないと買えないので、そんな時代が来たらすごいなと思います。
【坂東さん】:たとえば、ネット通販でこの香水を買いたいとなった時、スマホを押したらシュッと出てくるみたいなことですよね。
【五百城さん】:そうです。「おー」みたいな。いつかそういう時代が来るのかなぁ。
【坂東さん】:すごい時代! アイマックスシアターとか、4DXみたいに、においが出る施設があるぐらいだから、もしかしたらAIの力でいけちゃうかもしれないですね。
【五百城さん】:そうなったらいいですね。
【坂東さん】:僕は結構役作りで悩んじゃうタイプなので、頂いた台本をAIに一回読んでもらって、僕と違う視点の意見をもらいたいですね。「このシーンをどうやって演じたらいいですか?」と聞いたら、「こう演じたらいいと思うよ」みたいに数々の人格を作って、また違う意見を取り入れたいというか。AIに僕のアクターズコーチになってほしいです。
ソフトバンク CM「 りんごとトラック/おおきなかぶ」篇|メイキング映像