【高橋一生】「顔にどれだけ水がかかるか」はこだわったところです。水をかぶってこんなに喜んでもらえるんだったらいくらでも、と思ってやっていました。

マルハニチロ株式会社は新CM「ラッコの恩返し」篇を公開。このCMに出演しているのは俳優の高橋一生さん。

高橋一生(たかはし いっせい)さんは、1980年12月9日生まれの43歳(記事掲載時)。東京都出身。

ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍。近年の主な出演作に、ドラマ「岸辺露伴は動かない」、「雪国 -SNOW COUNTRY-」、「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱」、「ブラック・ジャック」、映画「スパイの妻」、「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」、舞台 NODA・MAP「フェイクスピア」、「兎、波を走る」(23)など。

CMは「人生は出会いの連続」をテーマに、身近な生活の中で気づきにくいマルハニチロの存在を描くシリーズの第3作目。主人公が助けた海の生き物たちから「恩返し」を受け、同社の製品やサービスに気づく物語を展開。

「ラッコの恩返し」篇では、高橋さん演じる主人公がスーパーでエビを使った商品をサービスされ、実はそのエビがマルハニチロによる供給であることを発見するストーリーを描写。ラッコの救出劇に挑むシーンでは、モーターボートに乗った高橋さんが顔から水を浴び“ずぶ濡れ”になる迫真の演技が見どころとのこと。

さらに、ラッコが昆布を体に巻いて寝るという生態を取り入れた「昆布シートベルト」も注目ポイント。このアイデアは高橋さんが発案したもので、主人公の優しさを象徴する演出となっているそうです。

「ラッコの恩返し」編

主人公がスーパーのレジで会計をしていると、「エビ」を使ったさまざまな商品が次々とサービスされます。「あの時、助けてもらったお礼です。」という一言で、主人公はレジの女性が、以前助けたラッコであることに気が付きます。モーターボートで救出したラッコと共に海原を走る大迫力な回想シーンを経て、主人公は、スーパーの「エビ」をマルハニチロが供給していることを知ります。どこにでもいる普通の男性が、ふとしたことからマルハニチロの存在に気づくまでのストーリー。

高橋一生さんインタビュー

前回のCM放送後、周囲からの反響はいかがでしょうか。

コミカルでおもしろいCMなので、周りの人たちはとても楽しんでくれていました。

今回のCM撮影でこだわったところや、印象に残ったシーンを教えてください。

「顔にどれだけ水がかかるか」はこだわったところです。20テイクぐらい撮ったのではないでしょうか。
やっぱり監督がおもしろがっているのが僕にとっても一番おもしろいことなので、水をかぶってこんなに喜んでもらえるんだったらいくらでも、と思ってやっていました。

ワイヤーアクションに続き、今回のモーターボートも体を張った撮影でしたが、前回の撮影を踏まえて意識した点はありますか。

人間は、その場で必死にやっている姿が一番おもしろいと思っています。僕は、この主人公が日々必死に何かを救い、そして日常に戻っていくという人だと思いながらお芝居をしていました。

高橋さんが最近「恩返しをした」または「恩返しをされた」エピソードを教えてください。

先日、友人たちと食事会をしたのですが、思いのほかたくさんの人数が集まってくれて、皆さんがとても楽しい時間を過ごしてくださっているのが感じられたんです。
僕が声をかけてこれだけ集まってくれるなんてありがたいなと感じていたのですが、皆さんも「呼んでくれてありがとうね」と言ってくれて、なんだか恩返しをしたとかされたということが介在していない“持ちつ持たれつ”な素敵な関係性だなと思い、感慨に浸る夜が最近ありました。後でお互いが、「あの時恩返ししてもらったな」とか、「恩返しできたかもしれないな」などと思える場だったのかなと感じました。

日常生活の中で高橋さんを助けてくれるものを教えてください。

間違いなく何も変わっていない日常ですね。お芝居を含め、いつもいろんなことをやらせていただいて、それは自分にとって貴重な経験にはなっているのですが、やっぱり自分の戻れる場所というか、帰れる場所というものが日常にあるような気がしています。
忙しくなればなるほど、日常の何気ない生活をしていくことが、自分の心の支えになっているんだなと感じています。なので近所を散歩するなど、人間らしい生活が僕には不可欠なんだろうなとは思います。

「ラッコの恩返し」編 インタビュー映像

撮影エピソード

■ラッコの生態にこだわりたい!高橋さんのアイデアを取り入れたラッコの救出シーンに注目!?

今回の撮影で重要な“ラッコ”は、体長約140cmでリアルなラッコに似せて制作しました。

さらに、レジで商品をスキャンするシーンは、ラッコが石で貝を割る様子を表現するなど、監督の細部までこだわった演出もあり、高橋さんからも「もっとラッコの生態に合わせたい」と、昆布を巻いて寝るというラッコの生態から着想を得て、高橋さんのアイデアで、ラッコに“昆布シートベルト”を着用させ、安全を守っています。高橋さんとともに創りあげたシーンをCMでお楽しみください。

■「どんどんかけてください!」水をかぶる、体を張った救出シーンに挑戦!

モーターボートでラッコをかっこよく救出するシーンでは、主人公の「三枚目」のようなコミカルな雰囲気を表現するために、水をどんどんかけてくださいと高橋さん自ら要望がありました。

水の軌道や水がかかった後の反応など様々なパターンを撮り、高橋さんは何度も水をかぶりましたが、カットがかかると監督と楽しそうに会話をし、終始笑顔が絶えない雰囲気で撮影を終えました。

■2度目の共演で高橋さんもにっこり。娘役で共演した子役と笑顔でアイコンタクト

娘役の愛莉ちゃんは、前回のCMでも高橋さんの娘役として出演しており、2度目の親子役での共演となりました。カメラの準備中にはアイコンタクトを取って、2人で微笑み合うなど周りもほっこりするような場面が見られました。

「ラッコの恩返し」編 メイキング映像

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