乃木坂46の元メンバーでタレントの高山一実さんが、地元・千葉県南房総市で行われた映画『八犬伝』の特別試写会に登場しました。この試写会は、原作ファンに向けて行われたイベントで、約60名のファンが集まりました。高山さんは、笑顔で挨拶しながら人気キャラクター「八房くん」のぬいぐるみを手に抱え、地元への愛を感じさせる姿が印象的でした。
高山さんは、幼少期から『南総里見八犬伝』というタイトルに親しみを持っていたと語り、「伏姫がこもった場所とされる伏姫籠穴跡地近くの学校出身です。映画化されると聞いて、『八犬伝』について改めて知るいい機会になりました」と、作品への思い入れを明かしました。
映画『八犬伝』は、滝沢馬琴の名作をもとに、山田風太郎さんの小説を原作にした壮大なエンターテインメント作品です。VFX技術を駆使して、【虚】の世界と【実】のエピソードを交錯させ、観客を圧倒する迫力のある映像が魅力です。
特別試写会では、高山さんが映画の見どころについても触れ、「演出やCGが圧倒的で、最後まで楽しめる作品でした。馬琴がどのようにこの作品と向き合っていたのかを知ることができました」とコメント。さらに、「地元のみんなに絶対に見てほしいとすでに布教活動を始めています!」と語り、映画を猛プッシュする様子がとても楽しそうでした。
また、八犬士の“推し”を聞かれた高山さんは、笑顔で「私は犬が好きなので、八犬士ではなく八房くんが推しです!」と答え、会場の笑いを誘いました。さらに、東大発のクイズ作家・ふくらPさんとの結婚について祝福されると、恐縮しながらも嬉しそうに感謝を述べていました。
試写会の後半では、映画にまつわるクイズ大会も行われ、高山さんも参加。東大卒クイズ王・伊沢拓司さんからの出題に対して見事に「火縄銃」と正解し、「すごく嬉しい!」と飛び跳ねて喜ぶ姿が印象的でした。
映画『八犬伝』の監督を務める曽利文彦監督も登壇し、作品に対する思いを語りました。「この物語は、日本人のコアな部分に根付いたものです。VFXを使って、虚実の境界を行き来するような演出を楽しんでいただければ」とコメントし、作品への自信をうかがわせました。
最後に、高山さんは「映画を見て、もっと『八犬伝』を好きになってもらえたら嬉しいです。詳しく知りたい方は、ぜひ館山市にもお越しください」と地元への誘いを呼びかけ、試写会を締めくくりました。
映画『八犬伝』は、10月25日(金)より全国公開されます。壮大な世界観が繰り広げられるこの作品をぜひ劇場で体感してみてください。