株式会社オンワード樫山のレディースブランド『23区』は、女優の杏さんが出演する新WEBムービー「Style is not“1”(スタイル イズ ノット アン)」を公開。杏さんのスタイルが次々と切り替わる様子を通じて『23区』のアイテムがさまざまなライフスタイルに寄り添うことを表現した映像。
杏(あん)さんは1986年4月14日生まれの東京都出身で38歳(記事掲載時)。2007年に女優デビュー、映画やドラマなど幅広い分野で活躍中。主な出演作にはTVドラマ「ごちそうさん」(ヒロイン)や「花咲舞が黙ってない」シリーズ、「競争の番人」、映画「キングダム 運命の炎」、「私たちの声」、「翔んで埼玉~琵琶湖より愛を込めて~」、「窓ぎわのトットちゃん」(声の出演)、「かくしごと」など。父親は俳優の渡辺謙。
『23区』は2023年にブランド生誕30周年を迎え、杏さんをアンバサダーに起用。今回公開されたWEBムービー「Style is not”1”」では「どんな時代でも、どんなシーンでも、どんなあなたにも寄り添う」というブランドの姿勢を、颯爽と登場する杏さんのスタイルが次々と切り替わる様子を通して表現。仕事に向かう日常や、ギターを奏でる音楽の世界、ファッションの世界など、多彩なシーンで華麗にウォークする杏さんの姿に注目。
23区 2024A/W STYLE is not ”1”
ブラックでクールにまとめた「New Basic」なスタイルで、会社を目指して横浜の街を颯爽と歩く杏さん。コーヒーを買うべく通りのカフェに入ると、鮮やかなイエローのニットにセットアップとベレー帽を合わせた「Urban Trad」スタイルの杏さんとすれ違います。お気に入りのコーヒーを手に、笑みをこぼす杏さんが角を曲がると、シチュエーションはとある部屋に早変わり。
首にスカーフを巻いた「Graphical Elegant」スタイルの杏さんが、ソファに座ってアコースティックギターを構えています。
カメラが洋服ラックをくぐり抜けると、白いカーディガンにブラウンのアウターを重ねた「Modern Layered」スタイルの杏さんが登場。
ファッションショー風にポーズをきめると、場面は再び街中へ。洗練された印象のグレーのコートに身を包んだ「Urban Minimal」スタイルの杏さんが、カメラを見つめます。振り返り、街へと歩き出す杏さん。異なる印象を与える5つのスタイルに次々と切り替わる様子を通して、『23区』が杏さんとともに、人それぞれの多彩なスタイルに寄り添うという姿勢を表現。
杏さんへのインタビュー
―お仕事の合間や日常の合間など、リフレッシュ方法はありますか?
ふと「深い呼吸をしていなかったな」ということがあるので、たまに気がついたら深呼吸をしたりとか、背筋を伸ばしてみたりしています。あるいは少しスペースがあるようだったらストレッチをしてみたりとか、そういったことでリフレッシュや、体にいいことができたらいいなと思っています。
今回横浜で撮影していて、雑貨屋さんを見てみたりとか、「誰かになにかプレゼントあるかな~」と思って、いいものがあったら例えば誕生日の半年ぐらい前でも買って取っておいたり、探したりするのもすごく気分転換になるかなと思います。
―今後女優として挑戦したいことはありますか?
モデルとして海外の現場に行ったことは何度かあるのですが、同じようにカメラの前で表現をするという仕事だったとしても、少しずつ作法や業界用語などが全然違っていて、そこがすごく興味深くて面白いなと思いました。きっと国によってものの呼び方や現場の流れ、考え方一つ一つが異なると思うので、そういったものを見られたらすごく面白そうだなと思います。せっかく今、フランスのパリに住んでいるので、何かしらパリを舞台にした作品があったら参加したいなと思います。
―お芝居に限らず、挑戦したいことはありますか?
いま、絶賛語学を勉強中ではあるんですけれども、見知らぬ人と通りすがりに話をする機会が海外だと結構多いので、お互いのファッションについて「あ、それ素敵ね」とか、「今、あなたたち何の言葉を喋っているの?」みたいなことをよく聞かれるんです。けれど、一問一答みたいになってしまって、どうしてもそこから会話が広がらないんです。よくカフェなどで周りを見ていると(初対面であっても)しばらく喋っている人をよく見かけるので、いつかそれくらい喋れるようになれたらいいなと思います。
―杏さんが周りの方に寄り添われて、乗り越えられたエピソードはありますか?
子供を連れて日本にいるときに、パリに戻る日は結構何人も友達が集まってくれて、パッキングを手伝ってくれるのですが、子供と遊んでくれたりとか、あるいは久しぶりの会話に花を咲かせたり、それが恒例行事みたいになっています。みんな忙しい中で集まってくれて嬉しいなと思います。子供がいる中でパッキングをするというのが結構難易度が高くて。色々と(不要な)物を詰められちゃったり、抜かれたりとか色々あるので(笑)。さらに重さのこととか、分量のことも気にしないといけなかったりして、(杏さんは重さや分量の調整が)ちょっと苦手ということもあり、得意な友達が量りながらパッキングしてくれたりします。私は私にしかできない、物を整理したりと、みんなが役割分担しながら手伝ってくれています。
―暑い夏を心地よく過ごすための工夫はありますか?
パリも暑いのですが、クーラーがあまりないので、結構逃げ場がないというか(笑)。「はー!涼しい!」と休める場所がないので、まずは水分補給です。どうしても私は水分をとることを忘れがちなので、意識してお水を飲むようにしています。あとは、逆に温かいお風呂に入ったり、温かい飲み物を飲んだりして、汗をかいて涼しくするとか。何かを取り入れて涼を感じたいなと思っています。
―今回のアイテムに込めた思いを教えてください。
ここ最近、カラフルな色を身につけることが多くて。子供が遠くから見てもわかりやすいようにということもあるのですが、色がくれる力というか、元気になったり、気持ちまで明るくなったりする気がしているんです。
ニットというお話を頂いたときに「何かカラフルなものがいいです」とご提案させていただいて。色の見本を見せていただいたり、実際の大きさで作っていただいたりして何色か比べてみる中で、静と動、両方いけるカラフルさというか、大人っぽくシックにもできるし、活発に明るく着こなすこともできる2色です。黄色はピカピカではなくて、少し落ち着いているけれども、暗すぎない色。ブルーの方は、目が覚めるようなハッとした色合いでもあれば、少し落ち着いている、二つのニュアンスが組み合わさった、2色それぞれの魅力があるかなと感じています。デニムだったり、パンツスタイルでサラッと着ることもできるし、スカートに合わせたりとか、ボトムスはワイドでもタイトでも、両方素敵かなと思います。
23区 2024A/W STYLE is not ”1” Interview Movie
23区 2024A/W STYLE is not ”1” Making Movie
ロケ地情報
CMに登場する横浜の建物は日本大通り付近の、旧関東財務局横浜財務事務所、旧横浜三井物産ビル、旧横浜商工奨励館(横浜情報文化センター)などのようです。
また、屋内は千葉県木更津市の撮影スタジオ「パイロッツスタジオ ラトリエドゥゼロ」と「パイロッツスタジオゼロ ブラン」ではないでしょうか。
※こちらのCMも同じロケ地です