株式会社リクルートが運営する不動産・住宅情報サイト『SUUMO』の2024年の新CM「桐谷さんの買うも借りるもスーモ」篇が放送開始。このCMに出演しているのは俳優の桐谷健太さん。
桐谷健太(きりたに けんた)さんは1980年2月4日生まれの44歳(記事掲載時)、大阪府出身。2002年にデビューし、2011年の映画『BECK』で日本シアタースタッフ映画祭助演男優賞を受賞したほか同年第35回エランドール賞新人賞も受賞。主な出演作は映画『火花』『ラーゲリより愛を込めて』『アナログ』『首』、ドラマ『インフォーマ』『院内警察』など。
桐谷さんの買うも借りるもスーモ篇
桐谷健太さんがバラエティー番組の二択クイズに挑戦。スーモを先頭にギャラリーが見守る中、彼は「買う」と「借りる」の選択肢を前に悩みます。自身の経験を思い出し「借りるは間違いない…はず!」と決断し扉へ勢いよくダイブ。正解のふかふかマットに着地し「よっしゃー!」と歓喜する桐谷さん。しかし、隣の「買う」の扉にもふかふかマットがあり「買うも正解か…!」と驚くシーンが見どころ。桐谷さんのアクションと、両方とも正解だったことに気づく場面のテンションの落差が印象的なCM。
撮影の様子
前日の雨の影響で、ややぬかるんだ地面に、ジメジメとした曇り空の下、屋外ロケ撮影は始まりました。桐谷さんはジメジメを吹き飛ばす大きな声で「おはようございます!」と爽やかに現場入り。
このCMの見どころは、桐谷さんがクイズの正解をめがけて「借りる」の扉へ飛び込むシーン。アクション監督と軽く言葉を交わすと、1発目のカットから力強くも軽やかなダイブを決め、カットがかかった瞬間に撮影陣から拍手が起こる一幕も。撮影スタッフと盛り上がりながら、和気あいあいとした雰囲気で細部までアクションに磨きがかかります。最終的には、ダイブの瞬間の細かい手足の動きから、ぶち破る扉の破れ方まで気を配り、5テイク目で現場一同大満足の仕上がりとなったとのこと。
桐谷さんの、蒸し暑い中でもベストを目指し、複数テイクをこなすサービス精神満載の演技と、撮影の合間に交わすユーモアたっぷりの発言によって終始楽しい雰囲気の撮影となったとのこと。
【メイキング+インタビュー】桐谷健太さん出演 『SUUMO』2024夏TVCM
桐谷健太さん特別インタビュー
―今回のCM撮影はいかがでしたか?
ああいう、クイズ番組で飛び込むっていうのが初めてで。今回CM撮影でやらせていただけるということでとても新鮮でした。画としても面白かったと思います。壁への飛び込み方をいろいろ試したんですけど、途中3回目くらいから試した飛び方(やや横向きのタックル)だと受け身が取れないんで、めちゃくちゃでした(笑)。でも、勢いのある感じで撮れたので良かったです。
―桐谷さんのご自宅での過ごし方や習慣で、こだわっていることはありますか?
風通しがいいのが好きなので、なるべく夏でも冬でも、ちょっとの時間は窓を開けて、空気を入れ替えます。気を変えるっていうか、そういうのは大事にしているかもしれないですね。冬だと早めに閉めますけど(笑)、今は(6月末)風が気持ちいい時期ですね。
あと、片付けとかで意外と体を動かしているかもしれません。撮影が続くと家に寝に帰るだけになっちゃうときもありますが、そんなときもすこし余裕のあるときに自分で掃除したりするだけで気分が変わったりするんで。普段はなんとなくやってますが、年に1、2回すごいモードに入って、ひたすら片付ける、みたいなときもあります。
やっぱり一日の始まりと終わりが家にあるので、基本は自分なりの過ごしやすさっていうのを大事にしています。窓開けて風をゆったり感じながらのんびりする時間がすごく好きですね。
―クイズに正解し大喜びするシーンがありましたが、桐谷さんが最近うれしかったことは何ですか?
何や!?ってくらい、同じ日にいろんな知り合いに会ったことですかね。なんか“今日なんだかめっちゃ知ってる人に会うな”みたいな日ってないですか?
この前8人ぐらい会ったんですよ。「うそ?」みたいな。普段から会ってる人から、ずっと会えてない同級生とか昔のバイト先の人とか懐かしい人まで。3人目くらいから、まだ会うんか!?って期待し始めて、会った人に「なんか今日知り合いにめっちゃ会うねん!」って言っちゃう(笑)。「あいつどうしてるかな」って考えてた人と会ったりすると、縁を感じますね。それでちょっとしゃべって「またね」っていう、ほんのりした幸せです。
―桐谷さんが「最近これ買って正解だった」と感じるアイテムは何ですか?
公園を清掃してらっしゃる方がよく使っている、「ブイーーーン」って落ち葉を集めるヤツ(ブロワー※)です。この間ホームセンターで買いました。家の玄関とか庭に、落ち葉がたまるのを、今まではほうきを使って掃除してたんですが、ブロワー使うとめっちゃ楽しいんです。落ち葉がたまってる角っこの溜まった所にバーってやって、(落ち葉が吹かれて簡単に集まってくるのが)新鮮ですね。
※ブロワー 地面の落ち葉や作業現場の細かいゴミを吹き飛ばしながら1カ所にまとめたり、ゴミを回収したりできる電動工具。
―桐谷さんは「○○といえば桐谷健太」とイメージを持たれるとしたら、どんなイメージを持ってもらいたいですか?
正直に言います…何でもいいです(笑)。
20代の頃は、当時いただいていた役柄もあいまって、熱い男、明るい男、みたいに言われることが多かったですが、ゆるーい、とかでもいいです。「冷たい男」って言われたら、ちょっと「え、いつ冷たかった? ごめんな?」って謝りたくなる感じになるかもしれませんけど(笑)いろんな人によっていろんな自分のイメージを持ってもらえたら役者としてうれしいですし、何か感じてもらえるような人間でありたいなと思います。