【小栗旬さん、北村匠海さんインタビュー】激しいキャッシュレス化の波にもまれる男と社会に飛び出す若き青年を描く【三井住友カード新CM】

バックパッカーとか、自転車一つで旅をするとか、そういうことを今年はやってみたいです。

2023年3月からスタートする三井住友カードの新サービス「Olive(オリーブ)」の新TV-CMとして、イメージキャラクター小栗旬さん、今回からイメージキャラクターに新たに就任した北村匠海さんが出演する「まだ知らない男たち~ポイントになる口座篇~」が2023年2月10日(金)より、「まだ知らない男たち~最適なキャッシュレス篇~」が2月14日(火)より、それぞれ全国でオンエア開始されます。
新コミュニケーションでは、「どんな生き方にも、お金は関わる。」というコンセプトの下、無数の人々が行き交う架空の巨大ターミナル駅を舞台に、社会人として豊富な経験を積んできた一人の男性(小栗さん)と、新社会人として大人の世界に足を踏み入れる若き青年(北村さん)がそれぞれの立場から、キャッシュレス化が急速に進む世の中での最適なお金の管理や使い方を模索するストーリーです。

「まだ知らない男たち~ポイントになる口座篇~」

両手にバックを持って、駅構内を慌ただしく移動する北村さん。バス停の列に並んでいる最中、自分と同じ新社会人たちの「口座とか作った?」「ま、とりあえず」という会話を耳にした瞬間、最初が肝心だ、との思いが頭をもたげます。まだ「Olive」が存在しない世の中で、不思議と目に飛び込んでくるスマートな振る舞いの男性(小栗さん)を眺めながら、大人の世界に踏み出す青年の姿が描かれます。

「まだ知らない男たち~最適なキャッシュレス篇~」

駅構内の仕立て屋でスーツに袖を通す小栗さん。会計で取り出した財布は、さまざまなカードで雑然としています。続いて、考え事をしながら入ったカフェで、ついノールックで会計を済ませた直後、自分がどのカードで払ったか分からなくなってしまった小栗さん。まだ「Olive」が存在しない世の中で、激しいキャッシュレスの波にもまれながら、お金の管理が曖昧になりがちだと自問する姿が描かれます。

小栗旬さんインタビュー

――CM撮影の感想と印象的なシーンをお聞かせください。

不思議な世界に存在している人物たちということで、また普段の撮影とは違う面白い撮影でしたね。印象的なシーンは、エキストラの皆さんがいろんな国の言葉を使っているところです。それこそ仕立て屋さんは英語で、新聞屋さんはまた別の国の言葉でしゃべっているのに対して、僕が日本語で返すというのは不思議な感じでした。

――小栗さんにとって何かと縁の深い北村さんとの共演について。

感慨深いですね。匠海くんは小学生の頃から知っているので、彼が今やもうすっかり大人になって、改めて共演しているのは不思議な感じがしますし、共演は結構久しぶりなので、一緒にできてうれしいです。この世界の物語がこの先も続いていって、もう少し絡めるような瞬間があったらいいのになと思っています。

――最近の生活で、キャッシュカードやクレジットカード、ポイントなどのキャッシュレスをまとめられて、もっと簡単に使えたらいいなと実感したエピソードは?

自分も結構カードがいっぱい財布に入っていて、特にポイントカードとかはその用途に応じて変えなければいけないので、それが全部一緒になるのは本当にうれしいサービスだなと。持つカードが減っていくのは非常にありがたいことだなと思います。

――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

不思議な世界の中で、「Olive」という新しいサービスを、まだ知らない僕たちが出会っていくというCMを撮影しました。非常にコミカルな感じにもなっていて、すごくすてきな雰囲気で、新しく始まっていくサービスを届けられるCMになっていると思いますので、楽しみに見ていただければいいなと思います。

北村匠海さんインタビュー

――新サービス「Olive」のCMキャラクターに起用されたお気持ちをお聞かせください。

本当にありがたい、というひと言というか。小栗さんと一緒にやらせていただくこともそうですし、グラフィック広告では今、ドラマで共演中の吉高由里子さんと一緒ですし、すごい巡り合わせの中でやらせていただくのは、本当にありがたい限りです。

――CM撮影の感想と印象的なシーンをお聞かせください。

レトロな世界観が自分の趣味嗜好とすごく近いというか。ヴィンテージな映画、ファッション、音楽がずっと好きで25年間生きてきたので、自分にすごくハマって、空間にいるだけでワクワクしました。CMなので、イチ北村匠海という役なのかもしれませんが、お芝居をしながら、世界観の中に引き込まれるような感覚でした。印象的だったのは、バスを待っている間、周りから国籍を問わない皆さんの会話が聞こえてきたところですね。不思議な世界に来ている感じがして、とても楽しかったです。

――北村さんにとって何かと縁の深い小栗さんとの共演について。

思い返せば小学校5年生の時に小栗さんの幼少期役で、その翌年には小栗さん監督の映画に出演させていただいて、高校生の時は小栗さん主演のドラマ、そして映画『君の膵臓をたべたい』で共演させていただき、今回のCMが5度目の関わり合いということになります。プライベートでもすごく仲良くさせていただいていますが、久々に同じ空間でお芝居するというところで、実際すごく緊張感があるというか。一ファンとしても緊張感があるなぁという感じですね。

――最近の生活で、キャッシュカードやクレジットカード、ポイントなどのキャッシュレスをまとめられて、もっと簡単に使えたらいいなと実感したエピソードは?

まさしくカードが増えていく一方なので、財布もかさばっていきますし、これがミニマムになっていってくれたら、みたいなことは思っていたので、今回の撮影中もカードの裏表をひっくり返しながら、これはすごいなと思いました。カードが増えても、整えられる人は整えられるんでしょうけど、僕はけっこうズボラな感じなので、これだけミニマムになってくれると管理しやすいし、日常的にも本当に使いやすいですよね。

――あらゆる決済を最適に使い分ける新サービス「Olive」にちなんで、北村さんがいろんなことを楽しむコツや秘訣をお聞かせください。

僕は昔から、一つのことに絞って行動ができないタイプで、いろんなことをやってバランスが取れているというところが正直あるので、とにかくイチでも気になったら飛び込んでみます。それから自分で気になったことを調べるとか、形から入ってみるでもいいですし、とにかくもう一歩歩み寄ってみることが、いろんなことを楽しむコツなのかなと思います。何かが勝手に歩み寄ってくれることって、実はそんなに多くないと思っていて、やっぱり自分から何かを得に行かないと。趣味を増やす前に、夢とか憧れとか、いろんなことを妄想してみるのも大事なことなのかもしれません。

――北村さんの役柄は、社会に飛び出していく人間の象徴・新社会人という設定ですが、この春、新たな世界に飛び出してやってみたいこと、挑戦したいことは?

僕が知らない土地は日本中にいっぱいあるので、そういう所に一人で行ってみたいですね。まさしく新たな世界だと思いますが、日本でも世界でも、僕がまだ見たことのない、味わったことのない空気を吸ってみたいというか。バックパッカーとか、自転車一つで旅をするとか、そういうことを今年はやってみたいです。

――春は卒業・入学・新生活といった出会いや別れの季節ですが、出会いや別れにまつわる印象的なエピソードがありましたらお聞かせください。

僕は別れというより、出会いのエピソードの方が人生を振り返ると多い気がします。この仕事をしていると、毎回現場もスタッフさんも違って、言ってしまえば出会いと別れを一年中繰り返している職業ですが、僕はいわゆるオールアップという時に、皆さんと別れるという感覚はなくて、また会うだろうと。最近も子役の小学生の時、一緒にやっていた方に出会いましたし、毎度いろんな人に出会い、そして、それがまた数年後の出会いにつながることが、役者という仕事の魅力の一つでもあるなと思っています。

――CMをご覧になる視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。

クレジットカードやキャッシュカードは、僕も新社会人、大人への第一歩として20歳の時、初めて手にしました。その時、あのカードに込められている自分への可能性に、僕はすごくワクワクした記憶がありますので、今回のCMを見た新社会人の皆様もぜひ、自分のこれからにワクワクしてほしいなと思います。CMの世界観がとても面白くて、見応えがあると思いますので、ぜひご覧ください!

撮影エピソード

◇ファーストテイクから自然体のお芝居で現場を魅了!

バス停へ急ぐ北村さんが新聞屋さんとぶつかって、落としそうになった号外の新聞を小栗さんがあいさつしながらサッと受け取るシーン。監督から「雑踏の中で戸惑っている様子を表現してください」という指示を受け、テイク1から素晴らしい演技を見せた北村さんですが、「さらに自然体で」というリクエストに応えたテイク2では、周りが見えておらず、異国の地に一人で降り立ったような心細い雰囲気を全身から醸し出す、自然体のお芝居を披露しました。その光景を横目に、スマートに登場する小栗さんとのタイミングもバッチリで、カットが掛かった瞬間、会場全体が大きな拍手に包まれました。

◇紳士的な振る舞いを見せる一方で、実はお金の管理が曖昧な役どころを的確に表現

今回の新CMで演じる役柄について、小栗さんは監督から「社会人としての経験が豊富な大人の男性」「でも、現在のキャッシュレス化の波にはイマイチ乗り切れていない」という説明を受けました。北村さんをメインに描く「ポイントになる口座」篇では、歩いている途中で新聞の号外をサッと受け取り、運転手と気さくに会話しながら慣れた様子でタクシーに乗り込むスマートな立ち居振る舞いで、前者のキャラクターを表現。また、小栗さんをメインに描く「最適なキャッシュレス」篇では一転して、たくさんのカードで雑然としている財布を出した途端、支払い用のカード選びに迷い、最終的にはどのカードで支払いを済ませたのか分からなくなってしまうというシーンを通じて、お金の管理にややルーズな一面を持つ後者のキャラクターを見事に演じ分けていました。

◇異国情調ただよう世界観を演出した大規模なセットと多国籍なエキストラの皆さん

撮影は主に、幅51m、奥行き38m、高さ6mの某イベントスペースに組んだ美術セットで行われました。1960~70年代の海外のターミナル駅をイメージした構内には、小栗さんがスーツを仕立てたテーラーをはじめ、カフェや売店、パン屋など、外装・内観共にこだわった大小10以上の店舗を配置し、北村さんが乗り込むバスやタクシー、車もクラシカルな車両で統一。エキストラも幅広い年齢層・国籍の方々が延べ200人以上参加して、一人一人が年代物の衣装やヘアメイク、帽子、バッグなどで装い、異国情調漂う不思議な世界観を演出しました。

小栗旬

おぐり しゅん
1982年12月26日生まれ(41歳)。東京都出身。俳優。

北村匠海

きたむら たくみ
1997年11月3日生まれ(26歳)。東京都出身。俳優・モデル・歌手。

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