【深川史那】インタビュー(前編)アイドル、歌手活動の楽しさは「お客さんと通じ合った瞬間」

【アイドルを目指すきっかけ】

-- ちなみにアイドルを目指そうと思ったきっかけというのは何だったのですか。

深川 私はシンガーソングライターになりたくて、ライブ活動をしたくて東京に来ました。だけど自分は歌だけではなくてダンスはもやってきていたので、ダンスも活かしたいなと思ったときに全部やろうと思ったのがシンガーソングライターとアイドルでした。

-- シンガーソングライターからアイドルにボリュームアップしたって感じですか。

深川 そうですね。並行してどちらもやろうと思いました。

アイドルグループ「baby bear PARTY」左:きゃりー、中央:深川史那、右:春風 彩 

-- でも歌を歌いながらダンスをするのは単純に大変だろうなと思いますけど、やってみてどうですか。

深川 体力も凄くいりますけど、踊るからこそ自分の思いをもっと伝えることができると思います。最初は全然できませんでしたけど、踊ることによって凄く体力がつきました。

-- 元々の運動神経はいい方ですか。

深川 運動神経は全然ダメですね。全然できなくて最初は大変でした。

-- みんなそうですけど、自分のためだけにだったらなかなか出来ないけど、誰かのためとか家族のためとか喜んでくれる人の笑顔のためとかになると継続性の力が出るみたいなことをよく聞きますけど、やはりそういう感じですか。

深川 そうですね。普通にギターを弾いて歌うというのとはまた違う楽しさもあってずっと続けてくることができたので、だいぶ体力もついてきて最近は伝える余裕も出てきました。

-- アイドルのファンの皆さんはパワーが凄いじゃないですか。集団でかけ声を返してきたりするパワーとこちらの出すパワーのぶつかり合いですもんね。

深川 そうですね。私はシンガーソングライターとしてライブをやっているときはコールとかはあまりなくて、そういう環境があることも全然知らなかったので最初その現場を見たときは本当に凄かったです。ステージに全然負けてないっていうのが本当に凄かったです。

-- ファンの皆さんは自分も演者みたいな感じになっていますよね。

深川 みんなで作り上げるステージみたいなのは今まで知らなかった環境だったので、ガラッと変わってまたこういう違う世界もいいなと思いました。

-- 一体感がある場を経験するとテンションの上がり方も違いますか。

深川 違いますね。私の歌を聴いてだったのが、一緒に作っていこうっていう違った世界ですね。

-- ファンの皆さんも一緒に参加することによって終わった後はめちゃくちゃ疲れていると思いますけど、その疲れが一体感を生むのでしょうね。

深川 一緒にかいた汗みたいなのがいいと思います。

-- 本当に選ばれた人しかできないことだと思います。だから今できるうちに十分楽しんで輝いてほしいなと思っています。

次ページ:歌 / 作詞作曲、ダンス / 振り付け / 日本舞踊、ギターなど多才な部分について

1

2

3

関連記事

ページ上部へ戻る